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 イグサ
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イグサ

[和名・種類] イグサ
[学名] Juncus effusus var. decipiens
[英名] -
[名前の由来] 藺。『倭訓栞(わくんのしおり)』に「むしろにするものなれば居の義なるべし』とあります。または、漢名の藺の発音Linがなまってヰ(イ)になったとの説などがあります。
別名、イ(ヰ)、トウシンソウ(燈心草)。
[分布] 北海道〜九州
[科名] イグサ科
[花色] 緑褐色
[花期] 6月7月8月9月
[特徴・解説]  山野の湿地に生える多年草。中国にも分布しています。
 茎はなめらかな円柱形で、高さ70〜100cmになります。
 茎先に集散花序を出し、緑褐色の子花をまばらにつけます。花序よりも上に直立する茎のような苞葉が伸びて、茎の途中に花序がつくように見えます。
 通常の葉はなく、茎下部に退化した葉が鱗片状につきます。鞘状葉(しょうじょうよう)といいます。
 茎は花むしろや畳表に、髄は灯心に用いました。
[レポート]  『イ』と書くべきか、『イグサ』と書くべきか悩みましたが、検索した時にわかりやすいように『イグサ』としました。
 畳表に使用されるイグサは、コヒゲという栽培品種だそうです。茎が細くしなやかで、長さが約1.5mほどになるそうです。岡山、広島、熊本などで盛んに栽培されています。
[写真撮影] 2006年06月--日
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