[和名・種類] |
ドクダミ |
[学名] |
Houttuynia cordata |
[英名] |
Dokudami |
[名前の由来] |
?草(文字がない(^^ゞ)。毒や痛みに効くことから「毒痛み」の意味といわれています。
別名、ジュウヤク(十薬)。10種の薬効があることから。
あまり一般的でない別名、ドクダメ(毒溜め)、ギョセイソウ(魚腥草)、ジゴクソバ(地獄蕎麦)。 |
[分布] |
本州〜沖縄 |
[科名] |
ドクダミ科ドクダミ属 |
[花色] |
白色 |
[花期] |
6月・7月 |
[特徴・解説] |
半日陰の空き地、林などに生える多年草。
茎は分枝して無毛で、高さ20cm〜50cmになります。地下茎は白色で、横に長く這って群生します。
茎上部に長さ1cm〜3cmの花穂を出し、小さな花が密集しています。花弁のように見える4個の総苞片があり、花弁はありません。花は花柱の先端が3裂した雌しべと、雄しべ3個からなります。
葉は互生し、長さ4cm〜8cm、幅3cm〜6cmの卵状心形で、先端は短くとがります。質はやわらかく、全縁で無毛です。光沢のない暗緑色をしています。
全体に独特の臭気があります。消炎、利尿、緩下などの民間薬として良く利用されている薬草です。火を通すと匂いはなくなり、若い葉を茹でて食べます。 |
[レポート] |
ドクダミの花の写真です。
ドクダミの花の写真なんていつでも撮影できるって思っているので、ついつい写真を撮影せずに開花期を逃してしまいます。どこにでも生えているというイメージが、写真を撮ろうという気持ちにさせない原因かもしれない。めずらしい植物を見付けた場合、写真を撮り忘れるようなことなんて、絶対にないし。
それに、ドクダミってあんまり好きな植物じゃないんですよ・・・。きっと、多くの人が子供時代にドクダミの民間療法でイヤな経験をしたことがあるのではないでしょうか?葉っぱをクルクルと巻いて、お尻の穴に突っ込まれたとか・・・
自分はアレルギー性鼻炎がひどかったので、ドクダミ茶を飲まされていました。これがもう、不味い&臭いで、大嫌いで。しかもまったく効果ないし。イヤな思い出があるため、ドクダミの花の写真を撮ろうという気持ちが湧いてこないんですよー。現在でも民間療法や健康茶の代表的存在です。
ドクダミ茶の作り方は比較的簡単で、ドライフラワーを作るような要領で、切ってきたドクダミを乾燥させます。ハサミを使って適当な大きさにお茶にするだけ。ドクダミ汁は、切ってきたドクダミをジューサーにかけて、ガーゼなどで濾した汁。ドクダミ汁は多分、乾汁にも使われているはず。化粧水としても使えるみたいです。 |
[写真撮影] |
2008年06月15日 |
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家庭の医学:皮膚炎を起こす植物 |