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 ハゼラン
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ハゼラン

[和名・種類] ハゼラン
[学名] Talinum crassifolium
[英名] Coral flower
[名前の由来] 爆蘭。はぜるように咲くランという意味。
別名、 コーラルフラワー(珊瑚色の花)、サンジソウ(三時草)、サンジカ(三時花、3時頃から花を開くことから)など多数。
[分布] 南アメリカ原産
[科名] スベリヒユ科ハゼラン属
[花色] 桃色
[花期] 6月7月8月9月
[特徴・解説]  道端、コンクリートの隙間などに生える南アメリカ原産の多年草。
 茎は円柱形でまばらに分枝し高さは30cm〜50cmになります。茎先に円錐花序を出し、径約3mmの赤い5弁花をまばらにつけます。ただし、午後3時頃の2時間〜3時間しか花を開かないため、球状のつぼみの状態で見かけることが多いです。
 葉は互生し、倒卵形で多肉質で、長さ3cm〜6cmになります。
 果実は球形で、初めは赤色ですが、のちに褐色になり、黒色の種子が入っています。
 明治時代初期に観賞用として輸入されたものが、各地で野生化しています。根は結核に効果があり、薬用に利用されています。原産地では野菜として食用にもされています。
[レポート]  ハゼランのつぼみの写真です。
 開花直前のつぼみの写真です。もう少し時間が経過すると、花が開くと思います。正午頃に写真を撮ったのですが、花は開いていませんでした。やはり、3時頃から咲き始めるのかな?自分が植物観察をする時間帯には、ほぼいつも開花しているのですが。
 左側にあるのは、球形のつぼみだと思います。開花まで、あと数日ほど必要なのかな?でも、もしかしたら、果実かもしれない。ハゼランはつぼみと果実が同時に付くし、どちらも球形をしているので、じっくり観察しないと間違えることがあって。花弁らしきものが見えるので、つぼみだと思うんだけど。
 ハゼランは、かなり一般的になってきた帰化植物です。ですが、あまり図鑑には掲載されることがない植物です。普通に見かけることはできますが、帰化植物は図鑑に掲載されない傾向があります。帰化植物専門の図鑑には、掲載されているのかもしれません。残念ながら、高額なため持っていませんが・・・。帰化植物図鑑は2巻あるので、買い揃えたい図鑑のひとつです。お金さえあれば、もっとホームページを充実させることができるんだけどなー。
[写真撮影] 2008年06月16日
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