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 フジ
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フジ

[和名・種類] フジ
[学名] Wisteria floribunda
[英名] Japanese wisteria
[名前の由来] 藤。諸説ありますが、正確な名前の由来は不明です。
別名、野田藤(ノダフジ)。フジの名所、大阪の野田から。
[分布] 本州〜九州
[科名] マメ科フジ属
[花色] 紫色(果実:緑色に掲載)
[花期] 5月
[特徴・解説]  林縁や明るい樹林内に生えるつる性の落葉高木。
 樹皮は灰褐色です。高木に巻きついて樹冠に達します。つるの巻き上がる方向は左巻きです。
 葉は互生し、長さ20cm〜30cmの奇数羽状複葉で、子葉は5対〜9対あります。子葉は長さ4cm〜10cmの長楕円形、または狭卵形で全縁です。始めは毛が密生しますが、しだいに無毛になります。
 花は枝先に長さ20cm〜100cmの総状花序が垂れ下がり、長さ1.5cm〜2cmの紫色の蝶形花が多数付きます。萼は広鐘形で有毛、萼片は5個です。ホウは長さ約1cmの狭卵形で有毛です。早落性です。
 果実は豆果です。長さ10cm〜20cmで、表面にビロード状の短毛が密生します。10月〜12月、熟して乾燥すると2裂してねじれ、種子を飛ばします。種子は直径約1.2cmの扁平な円形で、褐色で光沢があります。
 観賞用に植えられたり、ツルはカゴを編む材料になります。花や新芽は食べられます。良く似たヤマフジはツルが右巻きです。
[レポート]  フジの果実の写真です。
 キュウリじゃないですよ。もちろん、ソラマメでもありません。ちょっと似てるかもしれないんだけど、違います。フジの果実の写真です。
 フジは花期が短いので、花の写真を撮影する機会が少ないですね。特に野生のフジは、高木に巻き付いて高い場所に花を咲かせるので、なかなか写真が撮れなくて。公園の藤棚くらいでしか、写真が撮れないんですよ。ヤマフジの写真も撮りたいので、藤棚以外の場所でも写真が撮りたいんだけど。まだまだ、写真撮影に成功していない植物がたくさんあります。
 フジの花を遠くから見るだけだと、マメ科の植物だということを忘れてしまうような姿をしていますが。花を近くで観察したり、果実の形を見ると、マメ科の植物だということがわかります。特に果実は、マメそのものですね。茶色に熟すと、中に10円玉みたいな種子が入っています。この種子を蒔けば発芽すると思うんだけど、野生のフジの大きさを見ると、小さな自宅よりも大きくなりそうなので、怖くて育てることができません(^^ゞ。リアルジャックと豆の木になりそう。
[写真撮影] 2008年06月27日
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