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フウセントウワタの花


フウセントウワタ

[和名・種類]

フウセントウワタ

[学名]

Gomphocarpus fruticosus

[英名]

Cotton bush

[名前の由来]

風船唐綿。
別名、フウセンダマノキ(風船玉の木)。果実が風船球のようなことから。

[分布]

南アフリカ原産

[科名]

ガガイモ科フウセントウワタ属

[花色]

白色

[花期]

6月7月8月

[特徴・解説]

 南アフリカ原産の落葉低木。日本では一年草として扱われます。
 高さは1m〜2mになります。茎の切り口からは、白い乳液が出ます。
 花は長い柄のある散形花序をつけます。萼は緑色で、5裂し細長いです。花冠は白く5裂し反りかえります。副花弁も5片です。雌しべ、雄しべは合体して ずい(蕊)柱を作り、花粉塊を垂らします。
 葉は対生し、長さ約10cmの長楕円形〜披針形をしています。
 秋に直径約8cmの風船状の果実をつけます。果実の表面には棘状の剛毛がつき、果実の中は綿毛状の冠毛をつけた褐色で扁平の種子が入っています。果実は熟すると裂開し、白い綿糸をつけた種子が出てきて、風によって散布されます。
 日本には1936年、フウセンダマノキとして観賞用に輸入されました。原産地では、果実の綿毛を枕やクッションなどに利用されます。

[観察・感想]

 ここ最近になってから良く見かけるようになった植物、フウセントウワタ。流行ってるのかな?それとも、トゲのある風船みたいなあ形をした果実が面白いから栽培されることが多いのかな?
 このフウセントウワタ、花壇などで育てられているならわかるんだけど、畑の片隅で育てられていることが多いんですよ。そこにはたくさんの昆虫たちが集まっていて。アリ、チョウ、アブ、ハチなど・・・。農作物の受粉のために育てているのか、土質改善のために育てているのかなーとか思ったりもしたんだけど。農家の人だけが知っている、組み合わせによって収穫量がアップする植物っていうやつ。
 どうして畑の片隅で育てられているんだろう。う〜ん、理由が気になるなー。

[写真撮影]

2007年07月28日

[関連ページ]
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