ブラジル原産のつる性の多年草。
枝はつる状で、巻きひげで他物に絡み付き、長さ2m〜5mになります。
葉は掌状に5深裂します。
花は径約10cmで、白色、まれに淡紅色で平開し、萼片、花弁ともに5枚あります。中ほどが白く、先端と基部が紫色の糸状の副冠が多数並びます。花の中央には、下部が1本になった5本の雄しべがあり、その上に花柱が3本ある雌しべがあります。朝に開花し、夜にはしぼんでしまう一日花です。
果実は黄色に熟します。
観賞用には温室内で鉢植え、地植えしますが、暖地では戸外でも越冬できます。実生、挿し木で増やすことができます。栽培が盛んで、とても多くの栽培品種があります。日本には江戸時代中期に渡来しました。 |