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コフキサルノコシカケ


コフキサルノコシカケ

[和名・種類]

コフキサルノコシカケ

[学名]

Ganoderma applanatum

[英名]

-

[名前の由来]

粉吹猿腰掛。粉を吹いたサルノコシカケのこと。

[分布]

世界各地

[科名]

マンネンタケ科コフキサルノコシカケ属

[花色]

茶色

[花期]

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月

[特徴・解説]

 広葉樹林に生える木材を白く腐らせる木材腐朽菌。
 多年生で毎年成長を続けるため、直径が50cm以上になることもあります。硬いので、枯れて死んでいても、生きていたときの姿のまま数年は木の幹に付着しています。
 傘は経約10cm〜40cmになります。初めは平たい形をしていますが、成長に従って厚い釣鐘型になります。年輪のような環紋があります。表は灰褐色〜灰白色で、無毛です。裏は管孔は黄白色です。胞子粒はココア色です。肉は褐色〜暗褐色で、繊維状のコルク質になります。
 つば、柄、つぼはありません。
 食用にま向いていません。ガンなどの民間薬として使われます。しばしば街路樹の材を腐らせ、風倒の原因になります。成長期の傘の裏は、傷付いた場所は褐色に変色し、乾燥すると消えなくなります。

[観察・感想]

 コフキサルノコシカケのキノコの写真です。
 ウメの木だったかな、ハナモモの木だったかな。どっちだったか、忘れちゃった(^^ゞ。とりあえず、バラ科サクラ属の樹木です。
 バラ科の樹木の樹皮には、コフキサルノコシカケが付着しているのを見かけることが多いですね。特にサクラ、ウメ、モモなどの樹木には、良く見かけます。きっと、樹木にとっては良くないんだろうなー。栄養分が吸い取られるだけじゃなくて、樹木の幹に菌糸が入り込んで、元気がなくなってしまい、いずれは枯れてしまうんじゃないかなー。
 ウメの木では、プラムポックスウイルスが有名ですね。名前の通りウイルスなので、キノコとはだいぶ違うかなー。キノコは菌類になるので。インフルエンザと風邪の違いのようなものかな?
 サルノコシカケって、漢方薬では高級品だけど・・・。意外と身近な場所で見かけることができるけど、それを採集して売ったりとかできないのかな?

[写真撮影]

2008年09月07日

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