[名前・種類] |
オオオナモミ |
[学名] |
Xanthium occidentalc |
[英名] |
Noogoora burr |
[名前の由来] |
大雄ナモミ。大きなオナモミのこと。
オナモミは雄ナモミのことで、オナモミと、メナモミがあります。 |
[分布] |
日本各地 |
[科名] |
キク科オナモミ属 |
[花色] |
緑色 |
[花期] |
8月・9月・10月・11月 |
[特徴・解説] |
空き地や道端などに生える、北アメリカ原産の一年草です。1929年に岡山県で初めて見付かり、現在では各地に広く帰化しています。
茎と葉柄は紫色を帯びることが多く、高さ50cm〜200cmになります。
雌雄同株で、雄性頭花は葉のわきから短い花序につき、雌性頭花は花序のつけねに集まります。
葉は長い柄があって互生します。不揃いの鋸歯があり、両面ともざらつきます。3個〜5個に浅裂〜中裂する卵形です。
果苞は長さ2cm〜2.5cmの楕円体で、4cm〜6mmのトゲが密生します。先端に2個の大きなクチバシを持っています。熟すと褐色になります。
アジア大陸からの帰化植物オナモミは、オオオナモミに押されて減少傾向にあります。オナモミは東北地方を除いては、ごくまれにしか見られません。 |
[感想] |
オオオナモミはよく見かけるんですが、普通のオナモミは見たことないんですよねー。オナモミは古い時代にアジアから入ってきたのではないかと考えられているそうです。
オオオナモミは動物などにくっついで分布を広げるのですが、まさにそんな感じで動物の毛が付いていますね。この毛の正体は、、、お散歩中のワンちゃんの毛だと思いますが(^^ゞ。さすがに野生動物はドブネズミ程度しかいないからなぁ〜。
オオオナモミの花はよくわからないです。キク科にしては変わっていて風媒介花なんですが、目にしたことがないなぁー。果実はトゲトゲで目立つんだけど、花は地味なのかもしれない。 |
[写真撮影] |
2006年10月29日 |
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