メキシコの高原地帯原産の一年草。
茎は太く直立し、高さ1m〜2mになります。
葉は2回羽状複葉で、細かく切れ込み、裂片が線形の葉を対生します。
花は径5cm〜7cmの頭状花を開きます。中心の筒状花は黄色で、まわりの舌状花は普通は8枚で、白色、桃色、紅色などがあります。八重咲き、丁字咲き(ちょうじざき)、大輪咲き、夏前に開花する早咲きなどの園芸種があります。
比較的、栽培が容易な品種になります。公園、河原、スキー場などで栽培され、景観植物の観光地として活用されます。日本には、明治20年頃に渡来しました。
キバナコスモスもメキシコ原産ですが、別種になります。葉の裂片が幅広く、舌状花は黄色、または橙色になります。
|