オオハナワラビ

[和名・種類]

オオハナワラビ

[学名]

Botrychium japonicum

[英名]

Japanese grape fern

[名前の由来]

大花蕨。大きなハナワラビのこと。

[分布]

北海道〜九州

[科名]

ハナヤスリ科ハナワラビ属

[花色]

茶褐色

[花期]

９月・１０月・１１月

[特徴・解説]

　やや湿り気のある雑木林の林下、林縁などに生える、冬緑性のシダ植物。
　共通柄（担葉体）は短く、地表近くで栄養葉と胞子葉に分かれて直立し、高さ30cm〜50cmになります。
　秋に栄養葉を出し、長さ10cm〜25cmになります。栄養葉は暗緑色で、3回羽状深裂し、裂片は鋭い鋸歯があります。裂片は先端が尖ります。茎や葉柄には毛が散生します。
　胞子葉は、栄養葉より著しく長くなります。胞子の表面には突起があり、網目を作ります。胞子嚢は熟して冬を越し、夏には地上部は枯れます。

[観察・感想]

　わからん・・・
　草本だと思っていたんだけど、シダ植物だった(^^ゞ。名前はどうやら、フユノハナワラビか、オオハナワラビのどちらかだと思う。野草を見分けるのですらまだまだだっていうのに、シダ植物になるとさっぱりわからないよ。どこがどう違うのか、見分けが付きません(T_T)
　フユノハナワラビとして掲載してきましたが。詳しく調べてみると、葉の形が先端が尖っている。以前、オオハナワラビを見た場所と同じ場所に生えていたなどから、オオハナワラビと見分けてみました。オオハナワラビとフユノハナワラビ、見分けるのが難しいんですよ。

[写真撮影]

2006年11月14日