[名前・種類] |
ウシハコベ |
[学名] |
Stellaria aquatica |
[英名] |
Water chickweed |
[名前の由来] |
牛繁縷。ハコベに比べて大きいことを、牛にたとえたもの。 |
[分布] |
北海道〜九州 |
[科名] |
ナデシコ科ハコベ属 |
[花色] |
白色 |
[花期] |
3月・4月・5月・6月・7月・8月・9月・10月 |
[特徴・解説] |
道端や畑、山野などに生える、越年草〜多年草。
茎は地を這い、先は斜上して長さ10cm〜50cmになります。上部には腺毛があり、茎の節の部分は暗紫色になります。
葉のわきに、白色の5弁花をつけますが、花弁は深く裂けて10個あるように見えます。花はハコベに似ていますが、本種は花柱が5個で、他種は3個です。本種以外は、花弁とガク片の長さの違いと、オシベの数で見分けます。
葉は対生し、長さ2cm〜7cmの卵形で、下部は有柄、上部は無柄で茎を抱きます。
果実は卵形のさく果です。 |
[感想] |
ハコベの仲間は見分け方が難しいんですよー。普通のハコベ、ウシハコベ、ミヤマハコベの3種類の見分け方は特に難しいですねー。どんなに見慣れていても、なかなか見分けが付かないことが多くて。植物の見分けで一番大切なのは、とにかく実物を良く見ることですかねー。観察をしているうちに、自然と違う部分がわかってくるようになります、たぶん・・・。僕のようにいつまでたっても見分けられない人も存在しますが(^^;)
ウシハコベには、小さな小さな昆虫たちが集まっていました。とっても小さなアリが一番多かったかなー。ハチかアブのような外見をした昆虫もいましたよ。小さすぎて見えないんだけど。
小さな花を咲かせる小さな植物ウシハコベですが、小さな昆虫たちにとっては、重要な餌場となっているのかもしれないですね。 |
[写真撮影] |
2007年11月12日 |
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