[和名・種類] |
ヒマラヤトキワサンザシ |
[学名] |
Pyracantha crenulata |
[英名] |
- |
[名前の由来] |
ひまらや常盤山櫨子。ヒマラヤ地方原産のトキワサンザシのこと。
別名、カザンデマリ(華山手鞠)。
ピラカンサス、ピラカンサ。学名から。 |
[分布] |
ヒマラヤ地方原産 |
[科名] |
バラ科トキワサンザシ属 |
[花色] |
白色(果実:赤色に掲載) |
[花期] |
5月・6月 |
[特徴・解説] |
ヒマラヤ原産の常緑低木。ヨーロッパ東南部〜アジアにかけて6種が分布しています。
枝の変化したするどい刺があります。
葉は互生し、無毛で、長さ2cm〜5cmの長楕円形〜披針形です。トキワサンザシより幅が狭くなります。
花序は無毛です。花は白色の5弁花です。
果実はナシ状果です。鮮紅色、または橙紅色に熟します。
花や果実が美しいことから、庭や生垣によく植栽されます。日本で植栽されているのは、おもにタチバナモドキ、ヒマラヤトキワサンザシ、トキワサンザシの3種です。この仲間を総称してピラカンサと呼びます。 |
[レポート] |
通称、ピラカンサスです。ピラカンサでも通じるけど、ピラカンでもオッケーです。ですが、ピラカまで略してしまうのはNGです。
果実がぐちゅぐちゅぐちゅーっとたくさんつきます。ここまで密に果実を付ける樹木というのは、めずらしいと思います。果実をつけるためには、かなりのエネルギーを消費してしまうため、たくさんの果実をつけると樹木が弱ってしまうのが普通なんですが。
ピラカンサスは真冬になっても、赤い果実をたくさんつけていることが多いです。どうやらピラカンサスの果実には野鳥にとって有毒な成分が少し含まれているらしいです。なので、食べ物がなくなって困った時は食べるけど、食べ物に困らなければピラカンサスの果実は食べないらしいです。だから真冬になっても果実が残っていると、聞いたことがあります。
でも、子供の頃に食べたことがあるような気がする・・・。たしかリンゴのような味がしたと記憶しています。 |
[写真撮影] |
2007年11月14日 |
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