そらいろネット > 身近な植物図鑑 > 11月 > ニシキギ科 > ニシキギ
ニシキギ	mixiチェック ツイート

[和名・種類] ニシキギ [学名] Euonymus alatus [英名] Burningbush [名前の由来] 錦木。秋の紅葉が錦のように美しいことから。 [分布] 北海道〜九州、サハリン、朝鮮半島、中国東北部 [科名] ニシキギ科ニシキギ属 [花色] 緑色（果実：赤色に掲載） [花期] ５月・６月 [特徴・解説] 　丘陵から山地の落葉広葉樹林の林内、林縁に生える落葉低木。 　下部から多数分枝し、高さ1m〜3mになります。 　樹皮は灰褐色です。若い枝は緑色で4稜があり、稜上に褐色の薄い板状の翼があります。 　葉は対生し、長さ2cm〜7cm、幅1cm〜3cmの長楕円形〜倒卵形です。先は鋭くとがり、基部はくさび形です。ふちには細かく鋭い鋸歯があります。両面とも無毛です。葉柄は長さ1mm〜3mmです。 　花は本年枝の花鱗痕のわきから集散花序を出し、淡緑色の小さな花を数個つけます。花序の柄は長さ1cm〜3cmです。花は直径6mm〜8mmです。花弁は4個、オシベは4個、メシベは1個です。 　果実は1個〜2個の分果に分かれるさく果です。分果は長さ5mm〜8mmの楕円形です。10月〜11月に熟し、裂開して、橙赤色の仮種皮に包まれた種子が顔を出します。 　園芸用の庭木などに利用されます。また、黒焼きにした翼を米粒と合わせて練り、火傷の薬にしました。 [レポート] 　ニシキギ科のニシキギです。錦と名前が付くほど綺麗だとは思えないんですが、錦の木のニシキギです。ニシキギの写真を撮っていたら、通りかかったおばさんが「あら、綺麗なニシキギ」と言っていましたが、そこまで綺麗なのかなーと思ってしまったり・・・(^^;) 　錦と名前は付きますが、どちらかというと地味な印象の方が強い植物です。もしかしたら自分はまだ、ニシキギの本当の美しさを知らないだけなのかもしれないけど。葉の紅葉もそれほど鮮やかというほとでもないし、果実もたくさんつけるわけでもないし。 　同じニシキギ科の樹木なら、マユミの方が綺麗だなーと思うのですが。歴史が好きなのでどうしてもイメージしてしまうのが、「錦の御旗」になっちゃうもんで(^^;) [写真撮影] 2007年11月14日 [関連ページ] ニシキギ ニシキギ - -

メインコンテンツ 　・家庭の医学 　身近な植物図鑑 　・身近な昆虫図鑑 　・身近な野鳥図鑑 　・身近な貝殻図鑑 　・身近な生き物図鑑 　・ベランダ園芸 　・三浦半島観光地図 　・大人の塗り絵 　・ゲーム情報局 　・日記 　・コミュニティー スポンサードリンク