つねに水がわいているみたいです。酒蔵も多いし、水が豊富な町なんですね。電車から眺める景色も、湿地や沼が多かったし。
房総丘陵は南面が隆起し、北に向かって緩やかに下がる断層です。清澄山系の年間降水量は二千数百ミリにもおよび、日本列島でも多雨地帯になります。その山々の樹木に貯えられた雨水が地下水となり、浸透性の高い関東ローム層に覆われた砂地を長い年月を経て地下断層を流れ、自然浄化され、井戸より自噴しています。
地層事典:関東ローム層
井戸の深さは400m〜650m、出水量は毎分126リットルにもなります。抗菌性を持つ土壌菌群であり、乳酸菌やペニシリン菌など、豊かに含んだ自然水で、まさに生きた水です。
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