梵鐘を吊り下げる鐘楼です。鐘をつくので、鐘つき堂って呼ばれたりすることもあります。
釣り鐘を見ると、いつも突いてみたいなーって思うんだけど。勝手に鐘を突いたら、怒られるんだろうなーって思って、突いたことがありません。釣り鐘って、とても軽く突いたつもりでも、意外と大きな音が響くんですよー。
梵鐘の真下には、穴が開けられていました。穴を開けておくと、鐘の音の響きが良くなるって言われています。
本堂と鐘楼、同じ時期に建てられたか、リフォームされたみたいです。本堂の屋根と、鐘楼の屋根が、同じ作りになっていました。
かつては、京都で造られた梵鐘がありました。1937年(昭和12年)に造られた梵鐘で、高さ3尺7寸5分(約1.15m)、口径2尺3寸(約70cm)ありました。1941年(昭和16年)から始まった太平洋戦争中、政府から強制的に没収されてしまう供出(きょうしゅつ)となり、残念ながらなくなってしまいました。
現在の梵鐘は、太平洋戦争後に造られたものです。
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