横浜市中区日ノ出町史跡巡り・観光名所案内

横浜市中区日ノ出町の歴史

横浜市中区日ノ出町

　中区日ノ出町の最寄り駅は、京浜急行の日ノ出町駅になります。大岡川に沿った地区で、長細い町域で面積はあまり大きくありません。
　1751年～1763年の宝暦年間に埋め立てが行われ、久良岐郡太田村の一部となりました。
　1859年（安政6年）、横浜港開港の際に、警備を命じられた福井藩越前松平家の松平茂昭が陣屋をおきました。
　後に陸軍用地となり、1871年（明治4年）に瑞祥地名を付した日ノ出町が新設されました。
　1889年（明治22年）4月1日、横浜市に編入されました。1927年（昭和2年）、区制施行され、中区日ノ出町となりました。1928年（昭和3年）、町界町名地番整理事業が施行されました。

　エリアでいえば、野毛エリアや、野毛山エリアになるかな。野毛アリアは、西区野毛町、西区老松町、中区日ノ出町、中区宮川町あたりになります。野毛エリアは、新しい街・みなとみらい21エリアと線路を挟んで反対側になります。みなとみらい21エリアとは対照的に、昔ながらの商店街があり、歴史や人の生活の匂いを感じられるエリアです。
　南東側に大岡川が流れ、平戸桜木道路と京急本線が町内を縦断します。1丁目に日ノ出町駅があり、駅付近の日ノ出町交差点で平戸桜木道路と横浜駅根岸道路が交差します。日ノ出町駅には京急ストアが併設されています。1丁目は野毛町や福富町に近い歓楽街で、風俗店などがあります。周辺のおもな観光施設は野毛山動物園と、隣接する野毛山公園。そして、野毛の大道芸では、多くの観光客であふれます。JRAの場外馬券場も外せませんね！