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庚申塔・祠・地蔵


庚申塔

京急YRP野比駅下車 徒歩5分
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庚申塔
庚申塔

 建築会社の駐車場脇にある庚申塔です。道路からだと車の影になってしまって見えないかもしれません。
 近くには秀鳳流舞踏研究会って書いてあったのかな、そんなのがあったりします。なにをやっているところなのかはわかりませんが、非常に大きな家だったので気になります・・・
 左側の庚申塔の下部には『齋藤』と刻まれています。斉藤さんが建てた庚申塔なのでしょう。連名で名前が刻まれることは多いのですが、一人だけというのは珍しい気がします。自分の名を残したかったのかもしれませんが、場所が会社の駐車場内のため誰もお参りをする人はいないようです。
 でも、いつの間にかなくなっちゃいました。どこに移動したんだろう。オーシャンヒルズ湘南長沢の造成工事の影響かもしれません。
三浦半島観光地図:横須賀市長沢・オーシャンヒルズ湘南長沢
Tourist Information & Historic Spot. Koshinto & Stone Buddhist image & Jizo, Nagasawa, Yokosuka City, Kanagawa, Japan.

写真撮影:2006年05月01日

庚申塔

京急長沢駅下車 徒歩10分
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庚申塔
庚申塔

 なんとなく、長沢には庚申塔が多い気がします。どちらかというと、海側に多いという印象を受けます。もしかしたら、山側は農業がメインで人家が少なく、海側は漁業で人家が多かったのかもしれません。
 マンションのすぐ近くにあります。
 一番奥と二番目は、天保年間に建てられたようです。
 奥から三番目の傘付きの庚申塔は、文政年間に建てられています。
 文字だけの駒型塔は、青面金剛と刻まれていますが、いつ建てられたかまではわかりません。
 一番手前の小さな石塔にいたっては、正面が削られてしまっていて、なんなのかすらわかりません(^^ゞ。なんとなく馬頭観音のような気もしますが・・・

写真撮影:2006年04月04日

庚申塔

京急長沢駅下車 徒歩5分
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庚申塔
庚申塔

 長沢駅から本行寺に行く途中にありました。
 一番左は、たぶん邪鬼を踏んでる不動明王が彫られていると思います。笠塔婆型です。
 二番目は、三猿が2つ彫られている青面金剛だと思います。笠塔婆型です。
 三番目は、文字だけが刻まれていて、庚申供養塔と彫られている駒型です。
 四番目も、文字だけが刻まれていて、庚申供養塔彫られている駒型の庚申塔です。
 五番目も、文字だけが刻まれていて、庚申塚と書かれた駒型です。
 少し離れて小さな石塔は、角柱の馬頭観音です。やっぱり、文字だけが刻まれています。
 右側のが、ちょっと謎の石塔で、祠型をしています。庚申塔とは違い、何かを祭っていたのかもしれません。
三浦半島観光地図:横須賀市長沢・本行寺

写真撮影:2006年04月04日

庚申塔

京急長沢駅下車 徒歩10分
地図
庚申塔
庚申塔

 海岸線通りより、1本、内陸側を通っている道。地元では「旧道」と呼ばれている道路です。旧道沿いにある「根岸本店」の、ほぼ向かい側に建っている庚申塔群です。
三浦半島観光地図:横須賀市長沢・根岸本店
 長沢地区には、根岸さんが多いんですよ。根岸と名前の付く店舗や、会社もたくさんあります。根岸さんは埼玉県や栃木県に多い名字で、神奈川県では横須賀市に集中しています。おそらく神奈川県では、長沢に住んでいる根岸さんが多いからだと思います。
 ただ、根岸姓のルーツや由来、なぜ長沢地区に根岸姓が多いのかなどは、良くわかりません。
 1675年(延宝3年)に建てられて、板碑の庚申塔です。三浦半島の中でも、とても古い庚申塔です。この時代の庚申塔は、珍しいです。
 彫刻は三猿しかありません。主尊は一般的な青面金剛ではなく、帝釈天南無阿弥陀仏と刻まれていました。「庚申」という文字は見当たりませんでしたが、三猿の彫刻があることから、庚申塔で間違いないでしょう。
 下の方には名前が書かれていましたが、拓本をとらないと読めそうにないので諦めました。
 カメラマンの腕が悪くて石塔が斜めになっているのではなく、石塔が斜めに建っているのです。

写真撮影:2008年05月01日

庚申塔

京急長沢駅下車 徒歩10分
地図
庚申塔
庚申塔

 海岸線通りより、1本、内陸側を通っている道。地元では「旧道」と呼ばれている道路です。旧道沿いにある「根岸本店」の、ほぼ向かい側に建っている庚申塔群です。
 駒型の庚申塔です。庚申塚と文字が刻まれているので、石塔ではなく塚なのだと思います。今は何も残っていないと思いますが、庚申塔の下には何かが埋められていたのではないでしょうか。
 下には講中と彫られてありました。
 とてもシンプルな庚申塔です。建立年も不明です。

写真撮影:2008年05月01日

庚申塔

京急長沢駅下車 徒歩10分
地図
庚申塔
庚申塔

 海岸線通りより、1本、内陸側を通っている道。地元では「旧道」と呼ばれている道路です。旧道沿いにある「根岸本店」の、ほぼ向かい側に建っている庚申塔群です。
 この場所にある庚申塔群の中では、一番立派な彫刻と装飾の庚申塔です。これだけの庚申塔を建てるには、それなりのお金がかかったと思います。この地域に住んでいる人は、この庚申塔が建てられた時期に、それだけの経済力があったという証拠にもなります。
 傘付きの角柱タイプの庚申塔です。主尊は剣持ちの六手青面金剛です。上に日月、足元には鶏がいて、邪気を踏み付けています。邪鬼の下の隙間のあいたスペースに、三猿が彫られています。
 建立は1854年(安政元年)です。十月吉日と彫られていたので、その前後に建てられたものだと思われます。
 下の方の台座に名前が書かれてあったんですが、ちゃんと確認しなかったので、どんな名前が書かれているかまでは良くわかりません。

写真撮影:2008年05月01日

庚申塔

京急長沢駅下車 徒歩10分
地図
庚申塔
庚申塔

 海岸線通りより、1本、内陸側を通っている道。地元では「旧道」と呼ばれている道路です。旧道沿いにある「根岸本店」の、ほぼ向かい側に建っている庚申塔群です。
 風化の激しい庚申塔です。柔らかい石を使ったり、激しい風雨にさらされてしまう場所に建てられていると、風化が激しくなってしまいます。現在は1ヶ所に8基もの庚申塔が集められて建っていますが、昔は数基ずつバラバラの場所に置かれていたと思います。
 笠付きの角柱タイプの庚申塔です。
 主尊は剣持ちの六手青面金剛です。上には日月、下には三猿が彫刻されています。
 1810年(文化7年)に建立された庚申塔です。
 台石には、講中と彫られていました。

写真撮影:2008年05月01日

庚申塔

京急長沢駅下車 徒歩10分
地図
庚申塔
庚申塔

 海岸線通りより、1本、内陸側を通っている道。地元では「旧道」と呼ばれている道路です。旧道沿いにある「根岸本店」の、ほぼ向かい側に建っている庚申塔群です。
 どこかで見たことのある形の庚申塔だなーと思ったら・・・。若山牧水の歌碑と同じ形をしていました。偶然の一致なのか、この庚申塔をモデルにして若山牧水の歌碑を作ったのか、どうなんでしょう?
 見ての通り、自然石を使ったタイプの文字碑です。
 万延元年(1860年)に建てられた庚申塔です。庚申塔には古い字で、萬延って書いてあります。
 台石には10名ほどの名前が刻まれていました。名字はなく、名前だけでした。この時代に名字を持たない人だけで庚申塔を建てることができる、しかもかなりの数の庚申塔が建っていることを考えると。同じ時代に暮らす庶民の中では、裕福だったのかもしれません。
 長沢地区の庚申塔の数の多さに、正直なところ驚いています。
三浦半島観光地図:横須賀市長沢・若山牧水の歌碑

写真撮影:2008年05月01日

庚申塔

京急長沢駅下車 徒歩10分
地図
庚申塔
庚申塔

 海岸線通りより、1本、内陸側を通っている道。地元では「旧道」と呼ばれている道路です。旧道沿いにある「根岸本店」の、ほぼ向かい側に建っている庚申塔群です。
 古そうに見えますが、実はとても新しい庚申塔です。1920年(大正9年)に建立された庚申塔です。明治以降になると、庚申塔の数は激減しますが、長沢では明治時代以降も庚申塔が建てられ続けていたようです。
 駒形タイプの庚申塔です。
 主尊は剣持ちの六手青面金剛です。上には日月、邪鬼を踏み付け、その下に三猿が彫られています。
 この庚申塔の彫刻は、装飾も少なく、とても簡単に彫ったように見えます。青面金剛の顔はちゃんと彫られていますが、身体は装飾が一切ありません。六手ですが、ちゃんと彫られている手はなく、右手の剣と、左手のショケラだけが強調されています。邪鬼の顔にいたっては、完全にブタの顔です。手抜きと言っていいと思いますが、大正時代に主尊の彫刻がある庚申塔は貴重な存在です。ほとんどが文字碑なので、庚申塔を掘る技術が途絶えてしまっていたのかもしれません。
 台座には講中と彫られています。さらに下には、名前が彫られています。名字を確認しておけば良かったです。

写真撮影:2008年05月01日

庚申塔

京急長沢駅下車 徒歩10分
地図
庚申塔
庚申塔

 海岸線通りより、1本、内陸側を通っている道。地元では「旧道」と呼ばれている道路です。旧道沿いにある「根岸本店」の、ほぼ向かい側に建っている庚申塔群です。
 とても古そうに見える庚申塔ですが、実は意外と新しい庚申塔です。主尊の彫刻を見ると、直線的な部分が多く、新しい感じがします。
 1908年(明治41年)に建立された庚申塔です。明治時代後期になっても、文字碑ではなく、主尊の彫刻された庚申塔が建てられています。古い時代から最近になるまで、庚申講が行われ続けていたことの証拠となる庚申塔です。
 主尊は剣持ちの六手青面金剛です。上に日月、足元には鶏、邪鬼を踏み付け、下には三猿が彫刻されています。

写真撮影:2008年05月01日

庚申塔

京急長沢駅下車 徒歩10分
地図
庚申塔
庚申塔

 海岸線通りより、1本、内陸側を通っている道。地元では「旧道」と呼ばれている道路です。旧道沿いにある「根岸本店」の、ほぼ向かい側に建っている庚申塔群です。
 駒形の庚申塔で、しっかりと彫刻されて作り込まれています。手抜きはしていません。こうして立派な彫刻がなされた庚申塔というのは、建立にお金がかかると思います。
 1872年(明治5年)に建立されたものです。明治時代に、これだけ丁寧な仕事をして彫られた庚申塔は珍しいです。
 主尊は剣持ちの六手青面金剛です。上に日月がありますが、飛び出た装飾になっています。より高く日月を設置するという、細かい部分まで作り込まれているのがわかります。邪鬼を踏み付け、その下に三猿が彫られています。

写真撮影:2008年05月01日

馬頭観音

京急長沢駅下車 徒歩5分
地図
馬頭観音
馬頭観音

 本行寺近くの駐車場の片隅に1基だけありました。駐車場の中にあると、車を止めるのも躊躇しちゃいますよね。
 馬頭観世音と刻まれています。大正時代に建てられたもののようです。
 ここのすぐ近くにも馬頭観音があったので、このあたりで馬が飼われていたのかもしれないですね。海が近いので、獲れた魚を馬や馬車で運んでいたのではないでしょうか。
 農家の多いところでは、牛頭観音が多いようです。
三浦半島観光地図:横須賀市長沢・本行寺

写真撮影:2006年04月04日

交通事故者供養塔

京急YRP野比駅下車 徒歩10分
地図
交通事故者供養塔
交通事故者供養塔

 長沢川に架かる橋のすぐ隣に立つ交通事故者供養塔です。普通はお地蔵さんタイプの供養塔が建つんじゃないかなーと思ったんですが、墓石タイプだったので、変わっているなーと思いました。
 もしかしてここは、交通事故の名所だったのかな?それを供養するために立てられたとか?
 1960年(昭和35年)3月20日、地元の有志の方々によって立てられたようです。発起人のメンバーとして、岩崎、菱沼、藤堂、鎌倉の名が刻まれていました。みなさん、地元に多い苗字の人ですね。

写真撮影:2007年01月19日

石仏

京急YRP野比駅下車 徒歩8分
地図
石仏
石仏

 住所は長沢ですが、YRP野比駅から行った方が近いです。京急線沿いの道のガケにポツンと1基だけ、建っています。少し触っただけで、ゴロンと落っこちてしまいそうですが、誰かがちゃんと管理しているみたいです。
 このあたりには、斉藤さんがとても多いみたいです。なぜ斉藤さんが多いのか、長沢地区に住む斉藤姓の由来やルーツなどは、良くわかりません。
 相変わらず、オイラには何を目的に立てられたか良くわからない文字塔です。わかる人が見れば、すぐにわかると思いますが。
 側面には寛政4年と彫られていました。正面には、「奉納大乗妙典」と彫られているっぽいです。人々の幸せ願って建てられたのではないかと思います。

写真撮影:2006年04月04日

石仏

京急YRP野比駅下車 徒歩8分
地図
石仏
石仏

 前回写真を撮ったのが3年前、どうなっているかなと思って再び訪れたところ、変わらぬ場所に置かれてありました。
 斜面になっている場所に置かれているので、雨が降ったり、植物の根に押されたりして、簡単に倒れてしまいそうな気がします。いつまでも無事でいてくれるといいんだけど。
 新しくビールジョッキが置かれていました。近所の人が管理しているみたいですね。

写真撮影:2009年04月10日

石塔

京急YRP野比駅下車 徒歩10分
地図
石塔
石塔

 ぽつりと一基だけの石塔を発見しちゃいました。こういった石塔は道路脇に多いのですが、この写真の石塔は個人住宅の敷地内。そのため、じっくり調べることはできませんでした。
 長沢に石塔が多いのは、寺院と関係しているのかな、一ヶ所しかないんですよね。廃寺になった寺院がたくさんあるはずです。そして神社は二ヶ所あるんですよー。
 正面や側面の下部、地蔵らしき彫刻が浮き彫りにされていました。最初は三猿だと思っていたのですが、良く見ると猿ではないみたいなんですよー。右手に錫杖を持ってるっぽいので、地蔵かなーと思うのですが・・・
 文字を読み取れるほど知恵や教養も高くないので、とりあえず石塔としておきました。

写真撮影:2009年03月31日

屋敷神

京急YRP野比駅下車 徒歩10分
地図
屋敷神
屋敷神

 菱沼塗装っていう会社にあった、小さな神社。会社で祀っている屋敷神でしょうか。
 個人所有の土地の中にあるので、あんまりジロジロと見るわけにもいかないので。サラッと確認しておきました。
 祠は石造りでした。それほど古い印象はありませんでした。祠には土産物店で売られているような、陶器製のキツネが飾られていたので、稲荷神社だと思われます。

写真撮影:2009年03月31日
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