日本各地で海開き、山開きが行われ、安全を願ってさまざまな行事が行われます。
死者の霊魂が地獄の岩戸を打ち破ってやってくると言われている、釜蓋朔日(かまぶたついたち)と呼ばれる恐ろしい日でもあります。日本では古来から山は神の住む聖域とされ、人間が踏み入れてはいけない土地に、一定期間だけ立ち入りを許される解禁日です。山の神をいさめる日です。
海では航海、漁業の安全を、海の神に祈願する日です。
どちらも、自然を守り、身の安全を心掛ける気持ちを持つことが大切です。
海底に潜む妖精の宝物が、海辺に打ち上げられて宝石になったものがアクアマリンと呼ばれています。航海のお守り、漁業の護身符、幸福をもたらすと言われています。
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