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タチツボスミレ栽培-2005年04月01日-


タチツボスミレ
[和名・種類]

タチツボスミレ

[学名]

Viola grypoceras

[英名]

-

[名前の由来]

立坪菫。茎が立つツボスミレという意味。
スミレの名は、花の後に突出した距があり、この形が大工さんの用いる墨壺(スミイレ)に似ていることから。

[分布]

北海道〜沖縄

[科名]

スミレ科スミレ属

[花色]

紫色

[花期]

2月・3月・4月・5月

[特徴・解説]

 草地や林などにごく普通に生える多年草の植物。もっとも普通に見られるスミレの仲間で、群生することが多いです。
 花は径2cm前後、普通は淡紫色ですが変化が多いです。花柄は無毛です。距の長さは6〜8mmです。
 縁がくしの歯状に裂けた托葉が目立ちます。根生葉は心形(ハート型)です。開花時の高さは5〜15cm、花後は10〜25cmになります。
 乾燥した全草は、滋養強壮、動脈硬化、精神安定、便秘、解毒、腫れ物に効果があると言われています。春から夏にかけて、葉及び茎は採取して陰干しにし、根は水洗いして泥をよく落として、風通しの良い場所で乾燥します。
 スミレの仲間は有毒成分を含むものがなく食べることができます。春に開花直前までの、新芽、若葉を摘み取って、ゆでで漬物、和え物、汁の実、酢の物などになります。また、スミレの地下茎は、粘液があり摩り下ろすと「トロロ」のようになります。卵などを加えて「スミレトロロ」にして食べることもできます。ただし、スミレの仲間は繁殖力が弱いので、採取しすぎには注意しましょう。

[観察・感想]

 左は不明、中央はツワブキ、右はタチツボスミレです。
 野草観察や、散歩中に見つけ、持ち帰って育てている野草たちです。身近に育ててみると、野草の特徴が良く見えてきて、なかなか良いものです(^^)
 左の野草は、わからないまま持ち帰ってきたものです。どんな花が咲くのか楽しみにしています。花が咲くまで、種類の特定は難しいかなー。ランの仲間なんじゃないかなーと思い、それなら育てるのも面白いかもと思い、持ち帰りました。
 中央の小さなビニールポットに入っているのはツワブキです。冬のほとんどの植物も枯れてしまった中、青々としていたので、寒いのに温かい感じのする野草だな〜と思って持ち帰りました。小さくて、ミニ観葉のような存在です。
 右はタチツボスミレです。僕の好きな野草のひとつ。豪華に咲き乱れる園芸用草花もいいですが、可憐に咲く姿が、なんとも愛らしく、かわいいですよね。スミレの仲間は似たような種類が多いので、野草の特徴を見るのにとても役立ちます。小さいですが、花も咲きました(^.^)

[写真撮影]

2005年04月01日

スミレ科
スミレ科
タチツボスミレ
タチツボスミレ
タチツボスミレ
タチツボスミレ
タチツボスミレ
タチツボスミレ
タチツボスミレ
タチツボスミレ
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そらいろネット 2005年05月27日
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