[特徴・解説] |
山岳地帯などに生える、オーストラリア原産の多年草。標高1000m近くの岩などに生える着生ランです。
茎は根もとから多数束生し、太く、多肉で節があり、高さは40cm〜50cmになります。老木や岩などに着生して成長します。
葉は2年生〜3年生で、互生し、披針形です。
葉が落ちた茎の上部の節(前々年の節)に、白色、または淡紅色をおびた花を数個つけます。直径は2cm〜3cmです。
鉢植えとして利用されます。デンドロビウムの仲間ですが、耐寒性・耐暑性もあり育てやすい洋ランです。日本国内で流通するのは原種を元に作出された園芸品種で、デンドロビウムのキンギアナム系と呼ばれます。
挿し木で増やすことができます。 |