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デンドロビウムの特徴
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中国〜インドにかけて自生する、着生ランです。日本ではノビル系、デンファレ系の園芸品種がおもに流通しています。
冬を彩る、鮮やかな鉢花です。
デンファレ系は低温を嫌うため、冬場は15℃〜18℃を保つ必要があります。
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管理のポイント・置き場所
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置き場所は、日光を好むので、室内のできるだけ日当たりの良い場所に置きます。花後は霜の心配がいらなくなったら戸外に出し、春と秋は風通しの良い場所、夏は半日陰へ移動させます。晩秋の寒さ(気温10℃を2週間以上)に当てないと、花芽がつきません。
花後の咲き終えた花は、早めに摘み取ります。
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培養土
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土は水ゴケか、デンドロビウム専用の培養土を使います。鉢いっぱいに根が回ったら、植え替えの適期です。
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水遣り・肥料
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水遣りは、過湿になると根腐れを起こすので、土の表面が良く乾燥したら、午前中に鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えます。霧吹き・スプレーで、葉に霧水をかけ、空中湿度を高めると完璧です。秋〜冬は、水遣りの回数を減らし、乾かし気味に保ちます。
肥料は生育期の5月〜7月、月に2回〜3回、薄めの液体肥料を施します。
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夏越し・冬越し
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真夏の直射日光下では、葉が黄ばんだり、一部が枯れたりする葉焼けを起こすことがあります。風通しの良い場所に置き、それでも葉焼けを起こすようなら、日陰で管理します。
耐寒温度は5℃〜6℃です。寒気に当てることで花芽を作るので、室内への取り込みはギリギリまで待ってください。
最低気温が10℃以上になってきたら、屋外の日当たりの良い場所に出します。
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増やし方
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株分け、高芽取り、挿し木で増やすことができます。
一般的には株分けで増やし、バルブ(茎)を3本〜5本付けて切り取り、小さめの鉢に植えます。
高芽取りは茎の途中から出てくる芽で、葉が3枚〜4枚で切り取って、根の間に水ゴケをつめ小さめの鉢に植えます。挿し木は、バルブを3節〜4節ずつに切り、水ゴケに挿します。花の咲いたバルブからは芽が出ません。
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栽培カレンダー
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1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
◇花期◇ |
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◇生育期◇ |
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◇植え替え◇ |
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◇増やす◇ |
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