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バラ栽培-2007年06月21日-


バラ
[和名・種類]

バラ

[学名]

Rosa

[英名]

Rosa

[名前の由来]

薔薇。トゲのあるイバラの総称。

[分布]

北半球各地

[科名]

バラ科バラ属

[花色]

白色・紅色・淡紅色・黄色など

[花期]

5月・6月・7月・8月・9月・10月・11月

[特徴・解説]

 北半球に100種〜200種が分布し、日本にも10数種が自生しています。紀元前にはすでに、薬用や香料として栽培されていました。
 観賞用に栽培されるバラは複雑な品種間交配によって成立しました。モダンローズ(現代バラ)は、現在、栽培されているバラの主流。ヨーロッパ原産のRosa gallica、西アジア・ヨーロッパ南部・北アフリカ原産のRosa moschata、中央アジア原産のRosa foetida、中国原産のRosa chinesis(コウシンバラ)、東アジアや日本原産のノイバラやテリハノイバラなどが作出に使用されました。オールドローズは、19世紀後半までにヨーロッパで栽培されていました。
 便宜上、株立性のバラと、つるバラとに分類されます。株立性のバラは、四季咲き大輪のハイブリッドティー系、四季咲き中輪のフロリバンダ系、小輪房咲きのポリアンタ系、矮性小輪房咲きのミニアチュア系などに分類されます。現在では、系統の中間型など、さらに多くの品種が生まれています。
 低木、小低木、つる性半落葉低木など品種によって異なりますが、高さは1m〜4mになります。
 葉は羽状で、小葉は先端がとがった卵形です。
 サンショウバラは、箱根、富士山周辺に多く自生し、5月〜6月に淡紅色の花が咲きます。ナニワイバラは四国、九州に野生化している常緑の半つる性で、6月〜7月に白色で一重の花が咲きます。タカネイバラは高山帯に多く、紅色の花が咲きます。モッコウバラは江戸時代に中国から渡来したバラで、白色〜黄色の花を咲かせます。

[観察・感想]

 綺麗なバラですなー、まるで僕の笑顔のように美しいです!!
 品種名は「クイーンエリザベス」です。四季咲大輪(HT)のバラで、丸弁平咲で、直立性です。樹高は1.5m〜1.8mになります。花の香りは、中くらいでしょうか。この系統のバラの育て方を解説します。
 育て方は、地植えの場合、底に堆肥を入れ、水はけと日当たりの良い場所に植えつけます。鉢植えの場合、7寸以上で深めの植木鉢を使用し、鉢底にはゴロ土を敷き、土を入れます。地植え、鉢植えでも、苗の根を広げてから植え込みます。その後、ピートモスなどでマルチングをしましょう。
 秋、冬、剪定後、春の花が咲き終わった頃、1年に3回〜5回、肥料をあげます。
 秋に剪定を行う場合は、9月上旬までに3分の1くらいを剪定します。冬に剪定を行う場合は、12月〜1月に根元から40cm〜50cmのところで剪定します。

[写真撮影]

2007年06月21日

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