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意外にもミカンの仲間です |
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オーストラリア原産の常緑樹です。花付きが良く、ミカン科の植物なので芳香があります。ここ10年ほどで、広く栽培されるようになった新しい植物です。
園芸店で売られている株は、ビニールポットに入った小さな株が一般的です。根の詰まった元気な株を選びましょう。
花は普通は桃色ですが、中には白色もあります。もっとも広く流通している「ボロニア・ピンナータ」が丈夫で育てやすいです。そのほか、スズランのような形の花を付ける「ボロニア・ヘテロフィラ」、丸葉の「ボロニア・クレヌラータ」が流通しています。 |
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ボロニアの育て方 |
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日本の冬の寒さに弱く、夏の高温多湿な暑さにも弱く、栽培するのが難しい品種です。庭植えは不可能で、植木鉢で育てます。
園芸店で購入してきたら、すぐに一回り大きな植木鉢に植え替えてあげましょう。ボロニアは成長の早い植物なので、花が終わったら一回り大きな植木鉢に植え替え、2分の1程度に刈り込みをすると、株形が整い、株元の風通しも良くなります。
置き場所は夏は半日陰の涼しい場所に、冬は室内の日当たりの良い場所に置きます。越冬温度の目安は5℃です。日光を好み、日陰に置いておくと株が徒長したり、花色が悪くなったり、ツボミが落ちたりしてしまいます。花の咲いている期間中は、観賞用に室内で楽しんでも良いでしょう。
乾燥を嫌うので、生育期間中は乾燥させないようにたっぷりと水をあげます。
肥料は春と秋に緩効肥料を与えます。さらに4月〜6月、9月〜10月には即効性のある液体肥料をあげると良いでしょう。
1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
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←花期 |
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←肥料→ |
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←挿し木 |
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←植え替え |
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←剪定 |
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ボロニアの増やし方 |
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繁殖は、5月〜6月に挿し木で増やします。
茎頂を5cm程度切って挿し木をします。発根は比較的容易で、十分に水をやり半日陰で管理します。 |