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サヤエンドウ栽培-2008年06月11日-


サヤエンドウ
[和名・種類]

サヤエンドウ

[学名]

Pisum sativum L.

[英名]

Pea

[名前の由来]

莢豌豆。
別名、キヌサヤ(絹莢)。

[分布]

中近東地方原産

[科名]

マメ科エンドウ属

[花色]

紅色・白色

[花期]

3月・4月・5月・6月

[特徴・解説]

 食用として栽培される中近東地方原産の一年草〜越年草の野菜。
 茎は高さ約1mになります。先端は巻きひげ状となります。
 冷涼な気候を好み、耐寒性はありますが、連作には適していません。
 さやが柔らかい品種の未熟な果実をサヤエンドウといいます。さやの固い品種の成熟した種子はムキエンドウといい、煮豆、味噌、醤油の原料となります。未熟な緑色の種子はグリンピースの原料となります。豆が大きく成長してもさやが柔らかい種子はスナップエンドウといいます。また、若い茎はは中国野菜の豆菜といいます。茎、葉も緑肥、飼料として利用されます。
 古代オリエント地方や、地中海沿岸地方で、麦作の発展とともに栽培されるようになりました。日本には9世紀〜10世紀に渡来しました。麦類の間に雑草として生えていた雑草でしたが、果実を食用にしたり、根粒菌による土壌改良の効果があり、栽培植物として品種改良が進められました。

[観察・感想]

 サヤエンドウの写真です。
 サヤエンドウでは、このくらいがちょうど良い収穫時期になりますね。この時期を逃してしまうと、サヤの部分やマメの部分が硬くなってしまって、美味しくなくなってしまいます。収穫時期が難しいんですよ。もう少し待てば大きくなるかもしれないって思ってしまうんですが、待ってしまうと硬くなるっていう・・・。旬の時期を逃してしまいやすい野菜です。
 日当たりの悪い場所で育てているため、元気がありません。葉は完全にうどんこ病になってしまい、全体的に元気がありません。育て方というより、日当たりの問題ですね。サヤエンドウにうどんこ病は避けては通れない道ですが、日当たりが良ければ、うどん粉病に侵されるよりも早く新芽が伸びていってくれるので。でも、日当たりが悪く成長が遅いため、全体がうどんこ病にやられてしまって。
 日当たりの良い置き場所に置いてあげないと、うまく育ってくれないみたい。根粒菌があるので肥料は必要ないっていう人もいますが、コンテナ栽培では肥料は必要になります。有機肥料を使うと家の中にコバエが入ってくるので、緩効性の化成肥料がオススメです。

[写真撮影]

2008年06月11日

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2008年05月17日 そらいろネット
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