そらいろネット > 家庭の医学 > こころの病気 > 抜毛狂・トリコチロマニア・抜毛癖
自分で毛を抜く 不規則な形の脱毛病巣があります
円形脱毛症 瘢痕性脱毛症（はんこんせいだつもうしょう）
爪噛み症 毛噛み症など
摂食に関する問題。拒食、過食、肥満、異食症（氷を食べるなど）。 睡眠に関する問題。不眠、悪夢、夜驚症、夢中遊行、過眠、ねむけ。 言語、談話の問題。緘黙（かんもく）、構音障害、発声障害、吃音。 習慣的に身体をいじることの問題。指しゃぶり、爪噛み。 学業の問題。学習困難、登校拒否。 性的問題。自慰、異性に対する異常な興味や行動、同性愛的行為、近親性愛、拝物愛、獣姦。 怒り。 嫉妬、やきもち。 恐怖。 不安、不安発作。 心気症。 強迫。 ヒステリー。 ホスピタリズム、施設症。 非行。反抗、虚言、盗み、破壊性、怠学、家出、徘徊。 自殺。
学童期の一種の癖ですが、家庭や学校内での精神的なストレスが引き金になることが多いようです。本人が意識していても、自分からは言い出しません。 頭髪の一部を指でつまんで抜きます。病巣は不規則な形で切れ毛と、正常な毛が入り混じります。抜けやすさはありません。 眉毛や、まつ毛を抜くこともあります。爪噛みをしたり、抜いた毛を食べることもあります。長い間毛を抜いていると、指先にたこができます。
情緒的に不安定で、両親からつねに干渉され続けている子供で、些細なことをきっかけにして現れます。 たとえば、母親に十分甘えられなかった子どもは、弟が生まれ、一人で眠るようになってから歯ぎしりをはじめます。短気で神経質な母親に育てられた大人しい子どもは、いたずらの罰として大切にしていた人形を取り上げられた後に、頭髪を抜き始めたりします。
医師が穏やかに尋ねると、たいていの場合は、抜毛の行為を認めます。 温かい家庭内の環境作りが必要です。もし髪を抜いていたり、髪に触ったりしていても、叱ったり、注意したりすると逆効果になってしまいます。 なかなか行為をやめられない場合は、精神心理学的検査や、精神科専門医の指導を受けましょう。
この病気に気付いたら、まずは子供の身の回りに毛がたくさん落ちていないか確かめましょう。抜毛狂とわかっても、決して子供を責めたり、叱ってはいけません。ますますストレスを与えて悪化してしまいます。 まずは、皮膚科専門医か、精神科専門医に相談してみましょう。
抜毛狂・トリコチロマニア・抜毛癖
自分で毛を抜く
学童期の一種の癖ですが、家庭や学校内での精神的なストレスが引き金になることが多いようです。本人が意識していても、自分からは言い出しません。
情緒的に不安定で、両親からつねに干渉され続けている子供で、些細なことをきっかけにして現れます。
医師が穏やかに尋ねると、たいていの場合は、抜毛の行為を認めます。
この病気に気付いたら、まずは子供の身の回りに毛がたくさん落ちていないか確かめましょう。抜毛狂とわかっても、決して子供を責めたり、叱ってはいけません。ますますストレスを与えて悪化してしまいます。
