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一般的な症状 |
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原因があってから短時間のうちに、食欲不振、吐き気、嘔吐、上腹部の痛み、上腹部のもたれなどの症状が現れます。
突発的に激しい腹痛や心窩部痛が見られ、単独で症状が現れることは少なく、多彩な症状で発症します。
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急性胃粘膜病変(AGML) |
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急激に強い上腹部痛、吐血、下血などの症状が現れ場合、内視鏡を使って胃の中を検査してみると、出血、びらん、潰瘍性変化をともなっているものを急性胃粘膜病変(AGML)と呼びます。 |
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腐食性胃炎 |
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自殺目的や誤嚥によって、強酸や強アルカリなどを服用した直後から、焼けるような痛みを起こすのが特徴です。
口腔、食道、胃も同時に腐食され、食道狭窄(しょくどうきょうさく)や胃穿孔(いせんこう)が起こることもあります。 |
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化膿性胃炎 |
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発生頻度は極めて低いものの、急性蜂窩織胃炎(きゅうせいほうかしきいえん)とも呼ばれ、大腸菌や連鎖球菌などが胃のただれなどから侵入したり、血行性に胃内に入ったりして起こる胃炎です。
心窩部痛や胃痛のほかに、悪寒戦慄(おかんせんりつ)や高熱をともなう重篤な疾患のため注意が必要です。 |
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アレルギー性胃炎 |
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牛乳、卵、魚などの摂取によって生じる胃粘膜のアレルギー反応で、胃痛や嘔吐の出現と同時、もしくはそれ以前に気管支喘息 や蕁麻疹 などの症状が現れます。 |