腹痛は、消化器、泌尿器、婦人科領域、血管、筋肉、腹膜など腹腔内にあるあらゆる器官の変化で起こります。心臓の病気でも起こり、病気の中では腹痛を主症状とするものが最も多いです。
痛みの程度、部位、性質、随伴症状などで原因の病気がある程度推測できるのが腹痛の特徴です。
胸焼けは、胸の奥の方が焼けるような独特の不快感です。胃や腸が何らかの損傷を受けると起こります。
吐き気は、みぞおちから胸のあたりがムカムカする不快感で、悪心とも言います。嘔吐は胃の内容物を吐いてしまうこと。嘔吐は、脳内にある嘔吐中枢がさまざまな病気、ストレス、乗り物酔いなどの心因性の因子などによって刺激されて起こります。
吐血、喀血は、どちらも血を吐いた状態です。吐血は食道、胃、十二指腸などの消化器系の病気が原因です。喀血は、肺、気道の病気による出血です。
大量の吐血、喀血が起こったら、すぐに救急車を呼び、あわてずすみやかに救命手当てを行ってください。
その他、下痢、便利、便の色や形の変化といった症状があらわれる病気もあります。 |