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理解・改善・ストレス緩和 |
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現状では原因があきらかになっていないため、特定の治療法はありません。
病気・症状の理解、空気を嚥下する習慣や食生活の改善、心理療法などによる不安や緊張の緩和が推奨されます。 |
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食習慣の改善 |
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食事では、時間をかけてゆっくりと、良く噛んで食べるようにします。
お酒などのアルコール類、炭酸飲料、甘い物、油の多いもの、香辛料の強い物は、避けるようにします。 |
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薬物療法 |
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症状の軽い患者さんには、消泡薬、消化酵素薬、消化管機能改善薬などが使用されます。
症状の重い患者さんには、抗うつ薬、抗不安薬(こうふあんやく)などの向精神薬が使用されます。
呑気症の治療薬 |
消泡薬 |
ジメチコン(ガスコン) |
消化酵素薬 |
ストミラーゼ、ベリチーム、セブンイーPなど |
消化管機能改善薬 |
メトクロプラミド(プリンペラン)、ドンペリドン(ナウゼリン)、クエン酸モサプリド(ガスモチン)、塩酸イトプリド(ガナトン)、マレイン酸トリメプチン(セレキノン)など |
向精神薬 |
スルピリド(アビリット)、クロチアゼパム(リーゼ)、エチゾラム(デパス)、オキサゾラム(セレナール)、フルジアゼパム(エリスパン)、クエン酸タンドスピロン(ゼディール)など |
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マウスピース |
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噛みしめ呑気症候群では、マウスピースの装着によって症状が改善する場合があります。 |
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心臓疾患や肺疾患が原因の場合 |
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心臓や肺疾患による呑気症では、それぞれの原因疾患に対する治療を行います。 |