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コガタルリハムシ


コガタルリハムシ
[和名・種類]

コガタルリハムシ

[学名]

Gastrophysa atrocyanea

[英名]

-

[名前の由来]

小型瑠璃葉虫。小型のルリハムシのこと。

[分布]

本州〜九州、朝鮮半島・中国・東シベリア・インドシナ

[科名]

甲虫目ハムシ科

[体色]

黒色

[時期]

3月・4月・5月・6月

[特徴・生態]

 草地の葉上で見かける、ハムシの仲間。
 体長は約5.5mmで、光沢のある黒色をしています。
 幼虫は、黒色のいも虫形で、刺状毛が生えます。
 食べ物は、成虫、幼虫ともに、タデ科のギシギシやスイバの新葉を食べます。
 越冬形態は成虫です。春に羽化した成虫は、そのまま土中にとどまり、翌年の春に地上に現れます。
 生活型は、卵→幼虫→さなぎ→成虫の、完全変態をおこないます。葉裏に黄白色の卵をまとめて産み付けます。親は産卵を終えると死んでしまいます。10日〜14日で孵化し幼虫になり、約20日で土中に入ってさなぎになります。約1週間で羽化し成虫になります。

[観察・感想]

 コガタルリハムシの成虫の写真です。
 なんか、黒っぽいハムシを発見しちゃいました。写真に撮ったら黒くなったんですが、光の角度によっては青っぽく見えたりすることもあるかもしれません。微妙に青みを帯びた黒で、昆虫では良くあるパターンのような色です。黒光りするっていうのかなー。
 黒っぽいハムシって、何種類もいるんですよねー。ハムシの仲間は5mmとか6mmくらいしかない小さな昆虫なのに、日本には780種類もいるんですよ!!この中から、自分が見付けたハムシを特定するのって、完全に不可能です(^^;)
 そこでどうやって調べるのかというと、私の場合はどんな植物にいたのかを調べるようにしています。いちよ植物の見分けはある程度はできるので、昆虫の見分けに役立てているという感じでしょうか。あとは、一般的なごく普通に見かけられる昆虫の中から探すとか、地元の昆虫図鑑から探すとか、そんな感じです。
 印刷技術が上がり、写真も鮮明になったんですが、本が売れない時代となり、図鑑の値段も跳ね上がってるんですよー。私のような貧乏人には、図鑑を買うことができない時代になってしまいました。

[写真撮影]

2009年03月24日

野比海岸通り公園
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タデ科
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ギシギシ
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ギシギシ
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