平地や山地に生息するシャクガの仲間。
前翅長は18mm〜23mmになります。雄の触角は、櫛歯状です。前翅は灰白色で、内横線・外横線は波状になります。後翅は白色です。
幼虫はシャクトリムシ形です。幼虫の体長は約40mmになり、体は円筒形です。頭部は大きくて丸い黄色で、正面の左右に大きな黒斑があり、中央に小さな黒斑があります。側線は黒色で太く、胸脚は黒色です。
越冬形態はさなぎです。
ブナ科のクヌギ、ニレ科のケヤキ、クワ科のコウゾ、バラ科のサクラ、ツツジ科のレンゲツツジなどの葉を食べます。
生活型は卵→幼虫→さなぎ→成虫の完全変態を行います。
ホソバトガリエダシャクに似ていますが、前翅外横線の屈曲が弱く、後翅外横線が現れる時は横脈上に通るので見分けることができます。 |