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キンケハラナガツチバチの成虫

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キンケハラナガツチバチ

[名前・種類]

キンケハラナガツチバチ

[学名]

Campsomeris prismatica

[英名]

-

[名前の由来]

金毛腹長土蜂。全身に黄色い毛が生えているハラナガツチバチのこと。

[分布]

本州以南、台湾・東南アジア・インド

[科名]

ハチ目ツチバチ科

[体色]

虎模様

[時期]

4月・5月・6月・7月・8月・9月・10月

[特徴・生態]

 一見するとアシナガバチの仲間のように見えますが、ツチバチの仲間。
 メスは体長17mm〜27mmになり、オスは体長16mm〜23mmになります。体色は黒色で、頭胸部は黄褐色〜赤褐色の長毛を密生しますが、胸部下面は淡色になります。腹部は光沢があり、第1節〜第4節後縁に胸部よりもやや淡い色の毛帯がありますが、斑紋はありません。オスの胸部は淡黄褐色の長毛が密生し、腹部第1背板〜第4背板後縁にやや幅広い濃い黄色の帯紋があります。
 越冬形態は幼虫ですが、メスは成虫で越冬します。
 土の中に巣を作り、幼虫はコガネムシの幼虫を食べて成長します。成虫は花粉や花の蜜を食べます。
 生活型は卵→幼虫→さなぎ→成虫の、完全変態を行います。
 攻撃性は低く、捕まえたりしない限りは刺されることはありません。

[感想]

 キンケハラナガツチバチの成虫の写真です。
 昆虫の見分けに慣れていない私にとっては、フィールドでキンケハラナガツチバチなどツチバチの仲間を見付けると、アシナガバチやスズメバチと区別がつきません。アシナガバチやスズメバチと違って大人しい性格だと言われていますが、見分けがつかないので、やっぱり怖い(^^ゞ
 写真を撮影して、図鑑に掲載されている写真や、記載されている特徴を読みながら、種類の特定をしています。そして、ツチバチの仲間だったのかと知るような具合です。ツチバチの仲間だと知ると、もっとじっくりと写真を撮っておけば良かったなーって、後悔することが多いです。花の周りを忙しく動き回る姿を見ると、近寄ると刺されるんじゃないかって気がして、やっぱり怖いんだよなー。
 この写真のキンケハラナガツチバチは、メスみたいです。触覚の長さが、オスとメスではかなり違います。幼虫はコガネムシの幼虫を食べますが、成虫は花に集まります。

[写真撮影]

2008年10月17日

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