[和名・種類] |
ホトケノザ |
[学名] |
Lamium amplexicaule |
[英名] |
Henbit |
[名前の由来] |
仏の座。対生する葉を蓮座に見立てたもの。
別名、サンガイグサ(三階草)。3段に花が付くことから。 |
[分布] |
本州〜沖縄 |
[科名] |
シソ科オドリコソウ属 |
[花色] |
紅紫色 |
[花期] |
3月・4月・5月・6月 |
[特徴・解説] |
道端や畑に普通に生える越年草。東アジア、ヨーロッパ、北アフリカに広く分布しています。
茎は細く、下部で枝を分け、高さ10cm〜30cmになります。
上部の葉のわきに紅紫色の唇形花を数個、輪生させます。花冠の下唇は3裂し、中央裂片はさらに2裂します。上唇はかぶと状です。閉鎖花をつけることが多いです。
葉は扇状円形で、鈍い鋸歯があります。上部は無柄で左右から茎を抱き合うようにつき、下部は有柄です。
春の七草のホトケノザは、キク科のコオニタビラコのことで、本種ではありません。 |
[感想] |
とてもナイスなネーミングですよね。3つの花を持ったホトケノザは、まさに釈迦三尊像といってもいいでしょう!この名前の由来を聞くと、春の七草では、なぜコオニタビラコが、ホトケノザと言われているのか不思議でなりません。かつては、コオニタビラコのことをホトケノザと呼んでいたそうですが・・・
毒はないそうですが、固くて食べられないそうです。
蓮座に似た葉が階層状になって茎につくので、サンガイグサ(三階草)とも呼ばれています。 |
[写真撮影] |
2005年03月24日 |
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