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 ウマスギゴケ

ウマスギゴケ

[名前・種類] ウマスギゴケ
[学名] Polytrichum commune Hedw.
[英名] Hair cap moss
[名前の由来] 馬杉苔。
[分布] 日本各地、北半球の温帯地域に広く分布
[科名] スギゴケ科スギゴケ属
[花色] 褐色(葉:緑色に掲載)
[花期] 5月6月7月8月9月
[特徴・解説]  低地〜高山帯のやや湿地や針葉樹林に普通に生えているスギゴケの仲間。
 大型のコケで、茎はほどんど分枝せず、高さは10cm〜20cmになります。茎は硬く、針金状になります。
 葉は披針形で、長さ6mm〜12mmになります。乾燥すると縮れずに茎に密着します。鞘部を除き葉身全体が密に薄板で覆われます。
 胞子体の凾ヘ角柱状になります。剳ソは5cm〜10cmになります。雄株の雄花盤は三角形の苞葉の間に多数の雄器ができ、内部に精子が詰まっています。
 雌雄異株です。
 京都などの和風庭園や苔庭でもっとも普通に使用されるコケのひとつ。良く似たオオスギゴケも苔庭に使用されます。肉眼での見分けは困難です。このほか良く似た近縁種に、コスギゴケ、セイタカスギゴケなどがあります。
[感想]  いやぁー、蘚苔植物の見分けはサッパリわかりませんねー。キノコと同じく、コケの同定には苦労します。苦労しても報われるならまだしも、苦労はするけど見分けが付ないということが多いんですよね(^^;)
 たぶんスギゴケの仲間だと思います。スギゴケの仲間は苔庭に利用されることが多いのですが、自然下では意外と見かけない植物です。野生状態のスギゴケを見るには、自然豊かな湿地帯などに行かないと見付けることができないかもしれないですね。
 身近で見かけることのできるコケの仲間は、種類が限られているみたいです。それでも見分けるのが難しいんですよー。どういった特徴を持っているのか、良くわからなくて・・・。図鑑もあまり出回っていないし。
[写真撮影] 2008年04月02日
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