[名前・種類] |
モモ |
[学名] |
Amygdalus persica |
[英名] |
Peach |
[名前の由来] |
桃。果実が多くつくので百百(モモ)、果実に毛が生えるので毛毛(モモ)など。
別名、ケモモ(毛桃)。 |
[分布] |
中国北部原産 |
[科名] |
バラ科サクラ属 |
[花色] |
白色・淡紅色・紅色 |
[花期] |
4月 |
[特徴・解説] |
中国北部原産の落葉小高木。
高さ3m〜8mになります。樹皮は黒褐色で、横長の皮目があり、不規則な割れ目が入ります。枝には白い細点が多くあります。冬芽は長卵形で、灰白色の毛が多く生えます。
葉は互生し、葉身は長さ7cm〜16cmの広倒披針形〜楕円状披針形です。葉柄は長さ1cm〜1.5cmになります。
花は葉の展開前に開花します。直径2.5cm〜3.5cmで、芳香があります。花の色は白色、淡紅色、紅色。花弁は5個で、萼片は5個です。花柄はほとんどありません。
果実は核果です。7月〜8月、黄白色〜紅色に熟します。表面はビロード状の毛に覆われています。
果実を食用にする代表的な品種には大久保、白桃、山根白桃、白鳳、倉片早生などがあります。ネクタリンは果実の表面が無毛の品種です。ハナモモは花が八重咲き、菊咲きの観賞用の品種で、枝が枝垂れるものや、箒立ちのものなど多くの品種があります。庭木、果樹、切り花、食用、薬用などに使用されます。 |
[感想] |
すでにサクラが咲いている時期だというのに、ウメが咲いているではないかー。季節外れのウメも、なかなかどうして、綺麗じゃないですかー。しかも八重咲きで、鮮やかな紅色、綺麗なウメだなーなんて思いながら写真を撮影していました。
自分の頭の中では、完全にウメだと思って撮影してたんだけど・・・。家に帰ってから写真と図鑑の特徴を照らし合わせてみると、どうもウメの特徴とはちょっと違うんだよねー。何よりも開花期がまったく違うし。ウメはサクラが咲く前に咲くから、サクラの開花期とウメの開花期が重なるようなことはないはずだし。昔から、「梅は咲いたか、桜はまだかいな」なんて言われてるし。
そこで図鑑をもう一度調べ直してみたら、モモだということがわかりましたー。モモは東北のものだと思っていたんだけど、一般的にはハナモモと呼ばれる観賞用の園芸品種なんだってー。特徴もピタリと一致したので、モモということがわかりました。 |
[写真撮影] |
2008年04月02日 |
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