[和名・種類] |
タマネギ |
[学名] |
Allium cepa |
[英名] |
Onion |
[名前の由来] |
玉葱、玉ねぎ。
別名、葱頭。 |
[分布] |
アジア原産 |
[科名] |
ユリ科ネギ属 |
[花色] |
白色(葉:緑色に掲載) |
[花期] |
5月・6月・7月・8月・9月・10月 |
[特徴・解説] |
アジア原産の一年草〜越年草の野菜。
葉は互生し、濃緑色です。中空の円筒形で長さ30cm〜50cmになり、数枚が直立します。下葉の下部の葉鞘は成長し、鱗茎となり膨らみます。
基部がやや肥大した太い花茎が伸び、高さ50cm〜1mになります。茎先に球状の花穂に、白色の小花を多数つけます。
果実は黒色で、2mm〜3mmです。
鱗茎は大形で、刺激臭があり、料理の味を良くするので、肉料理や煮込み料理などに利用されます。
春まき型、秋まき型があります。鱗茎が成熟し夏になると地上部は枯れ、鱗茎は休眠期になり、秋に再び葉が伸び出ます。日本へは明治時代の初めに欧米から渡来しましたが、野生種は現在でも発見されていません。近年、紫色の改良種、小型種など、品種改良が進められています。 |
[感想] |
タマネギ畑です。家庭菜園やベランダ菜園と違って、立派で大きなタマネギです。このサイズのタマネギをうちのプランターで育てるとなると、1つ、多くても2つしか育てられないと思います。
多くの葉が倒れてしまっています。元気がないタマネギだなーと思うかもしれませんが、実はこれが収穫のサインなんです。タマネギの収穫は、葉が倒れてから行います。なぜかわかりませんが、タマネギは収穫期になると葉が倒れてしまいます。葉が倒れていない玉ネギは、まだ収穫時期ではないということになりますねー。
でも不思議なことに、数ヶ月後にはまた、葉が出てくるんですよ。なんのために葉が倒れるのか、とっても不思議な野菜です。だいぶ大きく成長しているので、このタマネギはそろそろ収穫時ですね。
外側に茶色い薄皮がありませんが、収穫してから乾燥させると、外側の皮が茶色くなります。店頭で販売されているタマネギの状態と、収穫したばかりのタマネギって、外見がだいぶ違うんですよ。 |
[写真撮影] |
2008年04月24日 |
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