日当たりの良い草地などに生える、北アメリカ原産の多年草。
茎は直立し分枝し、高さは30cm〜150cmになります。
細くて長い花茎の先に、白色の4弁花を穂状に次々と咲かせます。径は約2.5cm、雄しべは8本、雌しべは1本、柱頭は4つに裂けます。花は一日花で、下から順に咲き上がります。
根元から生える葉は披針形で、ロゼット状になります。茎に付く葉は互生し、葉柄はなく、披針形で、縁には粗い鋸歯があります。
果実は刮ハです。熟すと下部が裂けて、種子が散布されます。
約20種の原種が分布していますが、日本で出回っているのはこの種だけです。日本には明治時代中期に観賞用として渡来しました。花色や矮性品種などは、山野草専門店や、通信販売で販売されています。実生や挿し木、株分けで増やすことができます。
|