[和名・種類] |
トキワツユクサ |
[学名] |
Tradescantia flumiensis |
[英名] |
Wandering jew |
[名前の由来] |
常盤露草。葉がツユクサに似ており、一年中葉が繁っていることから。
別名、ノハカタカラクサ(野博多唐草)。 |
[分布] |
日本各地 |
[科名] |
ツユクサ科ムラサキツユクサ属 |
[花色] |
白色 |
[花期] |
6月・7月・8月 |
[特徴・解説] |
暖地の林下、林縁、日陰の石垣などに生える、南アメリカ原産の常緑の多年草。
茎、花茎は暗紫色をしていて、上部は斜上し、高さは30cm〜50cmになります。茎は地をはって節々から分枝し、枝や根を出しながら伸び広がり、長さは約1mになります。
葉は互生し、長楕円状卵形で、ふちは波状になります。無柄で、葉鞘が茎を包んでいます。
葉のわきに1個〜3個ずつ、白色の花をつけ、経約1.5cmになります。緑色の3枚の萼片、白色の3枚の花弁、白色で黄色の葯が付いた6本の雄しべ、中心に1本の雌しべからできています。雄しべの周りには、白色の長い毛が密生しています。s暖地では長期間、開花がみられます。
昭和初期に観葉植物として輸入された斑入りのシロフハカタカラクサ(白斑博多唐草)が野生化し、斑が消えたものとされています。 |
[レポート] |
トキワツユクサの花の写真です。
マクロ撮影したのですが、花弁にピントが合っているみたい。雄しべの部分はぼやけてしまっています。花の写真を撮るときは、雄しべにピントを合わせるべきか、雌しべに合わせるべきか、花弁に合わせるべきか、かなり悩みます。やや遠くから写真を撮れば、花全体にピントが合うのですが、迫力に欠ける写真になっちゃうし。
いちよさ、色々と考えながら写真を撮っているんですよ。一眼レフデジカメが欲しいところではありますが、高くて購入できません(T_T)。一眼レフカメラが買えるように、仕事を頑張らないと。
トキワツユクサは外来種ですが、特定外来種には指定されていません。かなり広範囲に分布して、在来種を駆逐しているように見えるのですが・・・。今ならまだ、駆除することができるのではないかなーと思うのですが。繁殖力が旺盛なため、一ヶ所に根を下ろすと、横に広がって群落を作ってしまいます。要注意外来生物には指定されていますが、規制の対象にはなっていません。
外見も名前も、日本の在来種っぽくカモフラージュしていますが、立派な外来種。在来種を守るためにも、駆除対象にするべきではないかなーと思っています。これ以上増えると、駆除できなくなっちゃうから。 |
[写真撮影] |
2008年06月16日 |
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