畑地、藪、荒れ地などに普通に生える、つる性の多年草。
茎は稜があり、分枝して長く伸びます。
葉と対生して集散花序を出し、直径約5mmの緑色の4弁花をつけます。萼は小さく、花弁中央には橙色の花盤が目立ちます。朝に開花し、午前中に花弁と雄しべが落ちると、花盤がしだいに淡紅色になります。
葉は互生し、5小葉からなる鳥足状複葉で、小葉は粗い鋸歯のある狭卵形〜卵形です。頂小葉は長さ4cm〜8cmの狭卵形です。葉の反対側からは、巻きひげが伸びます。
果実は黒熟する液果ですが、虫えいになることが多いです。西日本では結実しますが、東日本ではあまり結実しないと言われています。
東南アジアにも分布しています。
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