[和名・種類] |
キクラゲ |
[学名] |
Auricularia auricula |
[英名] |
Jew's ear fungus |
[名前の由来] |
木耳。耳のような形をしていることから。
キクラゲは、食感がクラゲに似ていることから。欧米ではユダが首を吊った木から生えてきたという伝説から「ユダの耳」と呼ばれています。 |
[分布] |
世界各地 |
[科名] |
キクラゲ科キクラゲ属 |
[花色] |
茶色 |
[花期] |
3月・4月・5月・6月 |
[特徴・解説] |
広葉樹林に生える木材腐朽菌。特にニワトコに多く生えますが、ムクノキなどの街路樹などにも普通に発生します。
傘はなく、幼菌時は球形〜ヌルデタケ状になり、のち、円盤状、耳状、チャワンタケ状など形態は変化に富みます。群生していると、隣同士癒着することが多いです。背面の一部で樹皮の亀裂部に付着します。樹木に付着している面に極細毛が密生し、裏側は胞子ができ、褐色で滑らかです。径は約6cm、高さは約3cmになります。乾燥すると小さく縮み、湿ると元に戻ります。肉質はゼラチン質で、柔らかい耳たぶ状です。
昔から食用とされ、人工栽培も盛んに行われています。
アラゲキクラゲより透明感があります。一般にキクラゲは北方系で、アラゲキクラゲは南方系とされています。市販されているキクラゲの中には、アラゲキクラゲもあります。クスノキに発生する子実体は、赤茶色で肉厚です。 |
[レポート] |
キノコのキクラゲの写真です。
倒木の上に、1枚だけ生えていたキクラゲ。ちょっと乾燥気味で、シナシナーっとなっています。雨が降ると、みずみずしい感じに変身します。キノコっていうより、海藻などワカメのような外見ではありますが。
キノコ図鑑を作成していますが、キノコの見分けには自信がないので・・・。キクラゲだと思っても、採って食べたりはしないようにしています。間違えて、毒キノコとか食べちゃうかもしれないしー。キノコの見分け、何年やっても上達しないんだよね。
キクラゲは中華料理などに使われますね。食用とされるキノコの、代表的な存在です。乾燥させたものが、袋に入れられて売られています。 |
[写真撮影] |
2008年07月03日 |
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