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 トマトの果実

トマトの果実

[和名・種類] トマト
[学名] Lycopersicon esculentum
[英名] Tomato
[名前の由来] 蕃茄。英名のTomatoから。
[分布] 南アメリカ大陸原産
[科名] ナス科トマト属
[花色] 黄色(果実:緑色に掲載)
[花期] 6月7月8月
[特徴・解説]  南アメリカ大陸アンデス山脈周辺の高原地帯原産の多年草。野菜では一年草として扱われます。
 原種は地面を這うように伸び、高さは1m〜2mになります。ミニトマトは品種改良によって1m20cm程度にしたものです。プチトマトはさらに矮化させて30cm程度にしたものです。
 花は、葉腋に3個〜7個、房状に咲きます。花冠は黄色で5裂し、直径2cm〜3cmになります。
 葉は羽状複葉で、長さ15cm〜45cmになり、軟毛があります。小葉は長さ5cm〜7cmになります。
 ヨーロッパへ伝わったのは16世紀、コロンブスが南アメリカから持ち帰ったのが最初とされています。イタリアでは食糧不足のため食用とされましたが、スペインやイギリスなどでは毒があると考えられており観賞用とされました。
 日本へは江戸時代の寛文年間頃に伝わりました。青臭く真っ赤な色が敬遠され、観賞用として『唐柿』と呼ばれていました。食用として利用されるようになったのは明治以降です。
 果実は液果で、桃紅色に熟すものが一般的ですが、品種によって色、形、大きさが異なります。ビタミンA、ビタミンC、リコピンなどが豊富に含まれた野菜です。
[レポート]  トマトの果実の写真です。
 大きく実ったトマトの果実。ミニトマトではなく、普通のトマトです。まだ未熟なトマトのため、緑色をしています。少しずつ赤味を増してくるのですが、まだ完全に緑色をしているので、赤く熟すまで時間がかかりそうです。赤く熟したトマトは収穫されてしまうので、残念ながら写真がない・・・
 この状態でトマトを食べたら、甘味がなくて、酸っぱいんだろうなー。しかも、硬そうな気がします。
 トマトは乾燥した場所で育てると、甘味が増すと言われています。土から水分を吸収するのではなく、朝露などから水分を吸収するらしいです。そのため、乾燥した場所で育てたトマトは、全体に多くの毛が生えるそうです。乾燥した場所で育てているトマトに水遣りしてしまうと、根が腐ってしまうらしいです。糖度の高いトマトを育てるのは、かなり難しいようです。
 自宅にプランターで育てると、水不足になってしまうためか、糖度の高いトマトが収穫できます。でも、栄養分が足りないんだろうなー、収穫量はあまり期待できません。
[写真撮影] 2008年07月24日
[関連ページ]
トマトの育て方
トマト栽培
ミニトマトの育て方
ミニトマト栽培
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