アフリカ東北部原産の一年草の野菜。熱帯では多年草となります。
茎は1本〜数本に分枝し、高さは50cm〜2mになります。淡緑色ですが、暗赤緑色になるものもあります。
葉脇に、淡黄色に中央が赤色の花を付けます。夜から早朝にかけて開花し、昼頃にはしぼんでしまいます。
葉は互生し、長い柄を持ち、15cm〜30cmになります。形は掌状で、深く5裂します。
果実は長さ5cm〜30cmの先がとがり、5稜あります。表面には短毛が密生しています。
未熟の果実は野菜として食用にされます。生食、サラダ、スープの具などにされます。エジプトでは、紀元前元年頃にはすでに栽培されていました。日本には江戸時代末期に渡来しましたがあまり普及せず、戦後になって広く普及しました。 |