道端、空き地、広場、公園、花壇などに生えるメキシコ原産の多年草。
横に広がるように分枝し、節のはっきりした灌木状となり、高さ約1mになります。木質化せず、みずみずしい緑色をしています。地下に太い根があります。
葉は対生し、柄があり、三角状卵形で、基部は切形になります。
花は3個〜6個の短い集散花序をつけます。花弁はなく、萼片は合生し、合弁花の花冠のような、径約2cmの漏斗形の花をつけます。色彩に変化が多くあり、芳香があります。夕方に咲き出します。秋になり気温が下がってくると、昼間でも花が咲くようになります。
種子は黒色で、割ると白粉状の胚乳があります。
花壇などに植栽され使用されます。咲き分け、斑入り葉などの品種もあります。江戸時代の初め頃に園芸用に輸入され、暖地では野生化しています。 |