ヒガンバナの花

[和名・種類]

ヒガンバナ

[学名]

Lycoris radiata

[英名]

Red spider lily

[名前の由来]

彼岸花。花が彼岸のころに咲くことから。
別名、マンジュシャゲ（曼珠沙華）。

[分布]

北海道〜沖縄

[科名]

ヒガンバナ科ヒガンバナ属

[花色]

赤色

[花期]

９月

[特徴・解説]

　田のあぜ、土手、道端、墓地などに生える多年草。古く中国から渡来したといわれています。
　地中の鱗茎から花茎を立て、高さ30cm〜50cmになります。鱗茎は広卵形で黒い外皮があります。
　頂に鮮紅色の花を、5個〜7個、輪状につけます。6個の花被片は細長く縁は縮れ、外側へと反り返ります。6個の雄しべと1個の雌しべは外へ長く突き出ます。
　葉は、長さ30cm〜60cm、幅6mm〜8mmの線形です。濃緑色で、光沢があります。花期にはかれていますが、晩秋〜翌春まで葉を開いています。
　国内にあるものはすべて三倍体で不稔のため、結実はしません。
　全草にリコリンなどのアルカロイドを含む有毒植物です。鱗茎は有毒ですが、水にさらしてデンプンを取り、昔は飢饉の時に食用にしました。アフリカ原産で、中国を経て、日本に渡来したと考えられています。

[観察・感想]

　おなじみの花、ヒガンバナです。人によっては、マンジュシャゲって呼ぶ人もいるかな。漢字で書くと「曼珠沙華」となりますが、ついついコナミのシューティングゲーム「沙羅曼蛇」を思い出してしまいます(＾＾；)。漢字の雰囲気が似てるよね？
　いつもと違って上から目線で写真撮影をしてみました。そしたら打ち上げ花火のような綺麗な写真が撮れました(＾＾)。いつもは、なるべく下から写真を撮影しているんですが、真上から見る花の姿も面白いですね。
　短い期間しか花を付けないヒガンバナ。次はヒガンバナの葉の写真を撮ろうと思い続けているのですが、他の植物の葉と見分けが付かなくて(TωT)

[写真撮影]

2007年09月26日

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