そらいろネット > 身近な植物図鑑 > 09月 > アカザ科 > アリタソウ

アリタソウの花序


アリタソウ

[和名・種類]

アリタソウ

[学名]

Chenopodium ambrosioides

[英名]

Mexican tea

[名前の由来]

有田草。駆虫薬として佐賀県有田町で栽培していたことから。

[分布]

南アメリカ原産

[科名]

アカザ科アカザ属

[花色]

緑色

[花期]

7月8月9月10月11月

[特徴・解説]

 市街地、道端、畑地、荒地などに生える、南アメリカ原産の一年草。
 茎は不規則に分枝し、高さは60cm〜120cmになります。全体に特有の臭気があります。
 葉は互生し、長さ3cm〜10cmの長楕円形で、粗い鋸歯があります。表面は平滑で無毛、裏面には淡黄色の腺点が多くあります。
 枝先に緑色の花穂を円錐状に多数つけます。花穂には葉状の苞があり、両性花と雌花が混じって咲きます。
 果実は偏球形の胞果で、花被片に包まれ、種子は光沢のある黒褐色をしています。
 日本には江戸時代に渡来し、大正時代から増え始めました。世界では温帯地域に広く帰化しています。ました。茎や葉にほとんど毛がないものをアリタソウとし、毛が多いものをケアリタソウとして分ける考えもありますが、毛の多少は連続しているため区別は困難です。ハーブや生薬として使用されます。

[観察・感想]

 色々と調べてみましたが、種類を特定することができなかった植物です。
 手持ちの図鑑を最初から最後まで読んでみたけど、それでも特定できませんでした。もう少し成長した後の写真だったら、特定できたのかなー。良く見かける植物なんだけど・・・
 キク科のヨモギの仲間なのかなーなんて思っていたんですが。ヨモギとは、葉の形が少し違うみたいなんですよねー。表面には、あまり毛が生えていないし。オトコヨモギかなとも思ったんですが、なんとなく違うような気がして・・・
 アカバナ科のコマツヨイグサかなーとも思ったんですが。葉の形なんかは、コマツヨイグサに似ていたので。でもちょっと、違うような気もするんですよ。
 そんなわけで、種類を特定することができませんでした。植物の見分け、難しいなぁ〜。
 その後、植物に詳しい人に聞いてみたところ、アカザ科のアリタソウと教えていただきました。それまでは、キク科とアカバナ科を中心に探していたので、見付けることができませんでした。なんとなく、5弁花かなって思ってたんだけど。アカザ科は、完全にノーマークでした。まだまだ未熟者です。

[写真撮影]

2008年09月04日

[関連ページ]
アリタソウ
アリタソウの花序
アリタソウ
アリタソウの草姿
-
-
メインコンテンツ
 ・家庭の医学
 身近な植物図鑑
 ・身近な昆虫図鑑
 ・身近な野鳥図鑑
 ・身近な貝殻図鑑
 ・身近な生き物図鑑
 ・ベランダ園芸
 ・三浦半島観光地図
 ・無料で塗り絵
 ・ゲーム情報局
 ・日記
 ・コミュニティー
スポンサードリンク


  身近な植物図鑑-9月  
スベリヒユ そらいろネット イヌビエ
Copyright そらいろネット All right reserved.
mixiチェック
このエントリーをはてなブックマークに追加