[名前・種類] |
ヒルムシロ |
[学名] |
Potamogeton distinctus |
[英名] |
- |
[名前の由来] |
蛭蓆。ヒルのいそうな池沼に生えるため、葉をヒルのむしろにたとえたもの。
別名、ヒルナ(蛭菜)。 |
[分布] |
北海道〜沖縄 |
[科名] |
ヒルムシロ科ヒルムシロ属 |
[花色] |
黄緑色(葉:緑色に掲載) |
[花期] |
6月・7月・8月・9月・10月 |
[特徴・解説] |
池や沼などに生える多年草。
水底の地下茎が横にはい、先端に越冬芽をつけます。地下茎の節から水中茎が伸びます。
茎の上部につく浮水葉(ふすいよう)は長さ5cm〜10cm、幅2cm〜4cmの長楕円形で、茎下部につく沈水葉(ちんすいよう)は披針形です。葉柄は水深によって変化があり、長さ5cm〜20cmになります。
浮水葉のわきから水面上に穂状花序を出し、黄緑色の花を密に付けます。花弁はなく、花弁状片4個からなります。花が終わると花序は倒れて水中に沈みます。
果実は長さ3mm〜4mmの扁平な広卵形です。 |
[感想] |
水草ですねー。もしかしたらアクアリウム用や観賞用の水草で、日本の在来種じゃないかもしれない。図鑑を見ていて、一番よく似ているのがヒルムシロだったので、とりあえずヒルムシロにしておきます。ただ、花が咲いている姿は見たことがないんだよなー。
普通に生活をしていると、水草を見かける機会っていうのはほとんどないですね。熱帯魚店で見るくらいかなー。でも熱帯魚やペットに興味のない人はお店にも行かないだろうし。日本国内の水草は絶滅の危機にあるかもしれない。
僕の地元の三浦半島などは、河川が少なく、水草の分布域も限られているので、水辺の環境は期待できないですねー(^^;)。その代わり、海辺の環境はなんとか残っている方なのかもしれない。 |
[写真撮影] |
2007年10月15日 |
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