約50属、約1200種が知られています。国内では3属約50種があります。
草本から木本まであり、つる性の植物もあります。熱帯地方から温帯地方に広く分布しています。
果実はさく果で、種子は多数あります。葉は対生し、葉、萼、花弁などに腺体があり、腺線と腺点は色素を含むと黒色や赤色になり、色素を含まないと明るく見えます。萼片は5個、花弁は5個で、瓦状か巴形に重なります。雄しべが互いに分離するか、数個の束になります。子房は5室or3室or1室です。
オトギリソウ属は花の美しいものが多く、庭木、切花、薬草などに利用されています。セントジョーンズワート、マンゴスチンも、オトギリソウ科に属します。
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