油壺湾は外洋と遮断され陸岸がL字形に深く入り込み、天然の防波堤となって波浪の影響を受けない環境にあります。
そのため、台風襲来時には、多くの漁船が避難入港していました。
1970年代になると海洋レジャーの志向が多様化し、ヨット等による海洋、海辺レジャーの幕開けとともに湾内係留在泊が急増しました。漁業で生計を営む漁船の緊急避難にともなう漁船とのトラブル等の事態を回避する必要が出てきました。
1977年(昭和52年)4月、神奈川県、三浦市、三崎・二町谷・諸磯・小網代・初声の5漁業協同組合から、避難泊地の確保と秩序を維持し、沿岸漁業の振興を基本に海洋レクリエーションとの調和を図ることを目的に設立されました。
静かな環境は多くの撮影の舞台として使われています。
三浦半島観光地図:三浦市三崎町小網代:油壺湾
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