道路を挟んで琵琶島神社の方から撮影した、瀬戸神社。ちょっと傾いているように見えるのは、カメラマンの腕が悪いから(^^;)
中世都市鎌倉の外港として栄えていた武蔵国六浦庄(現在の金沢区全域)における中心的な神社です。平潟湾と瀬戸入海をつなぐ潮流の速い海峡を望む地点に、古代から海の神としてまつられていたと推定されます。
社伝によれば1180年(治承4年)、源頼朝が伊豆三島明神(三島市三嶋大社)を勧請したのが起源とされています。祭神は大山祇命(おおやまつみのみこと)です。
鎌倉幕府以来、執権北条氏、鎌倉公方足利氏、小田原北条氏などといった歴代の権力者によって保護され、江戸時代に入っても百石の朱印地を徳川将軍家から与えられています。
現在の社殿は、1800年(寛政12年)に建造され、1929年(昭和4年)、屋根を銅板に葺き変えられています。
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