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横須賀火力発電所


横須賀火力発電所

バス停東電前下車 徒歩1分
地図
横須賀火力発電所
横須賀火力発電所

 昭和32年に海面の埋め立てから始まり、昭和45年に完成しました。
 埋め立てに使った土の量は約350万立方メートルに及び、霞ヶ関ビル7個ぶんに相当します。この土の3分の2は、背後の山を崩して使い、残りは久里浜湾の底をさらった土を使いました。敷地は広さ約71000uに及び、東京ドーム18個分に相当します。
 発電できる電力は年間約30億キロワットアワーになります。発電所から送り出される電気は、高圧線を伝って三浦半島一円に送電されるほか、京浜工業地帯にも送電され、神奈川県内で使う電力の約30%をまかないます。
 送電線は、海の向こうの姉崎や富津の火力発電所にも繋がっています。
 遠くからも見える煙突は集合煙突で、幾本もの煙道がまとめられて一本の煙突になっています。高さ200mのものが1本、高さ180mのものが2本あります。窒素酸化物を処理する排煙脱硝装置、硫黄酸化物を処理する排煙脱硫装置などが設置されています。蒸気タービン発電機が8台あり、燃料は原油でも、重油でも使えるようになっていて、石炭と重油を混合したCOM燃料を使える設備もあります。

写真撮影:2006年04月08日

久里浜海岸

バス停東電前下車 徒歩1分
久里浜海岸
久里浜海岸

 火力発電所が造られる前の久里浜海岸の様子です。遠浅の海が続いていました。
 火力発電所建設のための埋め立て工事によって海流が変化し、野比海岸〜津久井浜海岸の浜辺は浸食されるようになりました。逆に、三浦海岸の砂浜は広くなりました。
 2004年10月、5号機〜8号機とガスタービン発電機2号機が長期計画停止されました。
 2004年12月、1号機が廃止されました。
 2006年3月、2号機とガスタービン2号機が廃止されました。
 2007年9月、柏崎刈羽原子力発電所停止による電力不足解消のため廃止されたガスタービン2号機を再稼働させました。
 2010年4月、リーマンショック後の不況による電力需要の落ち込み、柏崎刈羽原子力発電所6号機・7号機の再稼働のため、稼働していたすべての発電機が長期計画停止となりました。
 2011年3月14日、2011年3月11日に発生した2011年東北地方太平洋沖地震により、福島第一原子力発電所・第二原子力発電所を始めとする発電所と送電設備に大きな被害が発生し、想定される電力不足に対応するため輪番停電・計画停電が実施されました。
 2011年3月14日、そらいろネット管理人が発電機の再稼働を切望しています(^^;)。『オラに電気をわけてくれぇー!!発電してくれぇー!!』
三浦半島観光地図:横須賀市野比・野比海岸
三浦半島観光地図:横須賀市長沢・長沢海岸

写真撮影:----年--月--日
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