有名な伝説の残る蹄の井が目的地のひとつだったんですが、辿り着いてみたらビックリ。というより、ガッカリ?
もっと大きくて立派なものを想像していたんですが、とても小さなものでした。馬の蹄鉄、手綱などが奉納され、競馬の騎手や馬主が必勝祈願に訪れることもあります。
平安時代末期の元暦(1184年)の頃、現在の千葉県江見町にあたる安房国嶺岡の洞窟に凶暴な暴れ馬がいました。村人はその暴れ馬を「荒潮」と名付け、恐れて近寄りませんでした。しかし次第に畑の作物を荒らすようになり、村人で追い払うことに決めました。村民から追われて逃げ出し、海中に飛び込み浦賀水道を泳ぎ渡り、小原台に着いたと言われています。しかし疲れと喉の渇きのため倒れてしまいます。馬は馬頭観音のお告げに従い、蹄で地面を蹴ると清水が湧き出し、喉を潤すと見事な駿馬にと姿を変えました。この馬は小原台の森に住み付き、村人からは美女鹿毛と呼ばれました。
三浦半島観光地図:千葉県安房郡江見町
三浦半島観光地図:横須賀市小原台 |
写真撮影:2008年04月02日 |
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